一般に、先進国の企業が発展途上国に進出するのは、安い労働力を調達するためです。 この場合、重要なのはその動機です。 ただ単に企業の利益のためだけか、または少しでも現地の発展に寄与したいとも思っているかで結果はかなり違ってきます。 もし利益目的と同時に、現地の発展に寄与する動機があるならば、やがて現地が発展して豊かになります。 企業の投資によって、現地の人々の暮らしが豊かになると、進出した企業によって生産された製品を購入することが出来るようになります。 そうなるとその現地での利益が、本国にも還元されて本国も ...