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「電車は神様」撮り鉄の世界観(2024年3/30)

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【質問】

撮り鉄」と呼ばれる人々がいます。

電車を撮るために線路内に入ったり、無断で私有地の木を伐採したり、駅や電車の非常ブレーキを押したりして、物議を醸すことがあるようです。

この「撮り鉄」と呼ばれる人々が良く理解できません。

なぜ彼らは電車の写真を撮るために非常識な行動をするのでしょうか?



【答え】

撮り鉄になるのは、図鑑が好きな男の子が多いです。

そして彼らは、ルールを守るのが大好きです。

小さいころから電車の図鑑に夢中になっていました。


彼らは、図鑑に載せられるような、出来る限り奇麗な電車の写真を撮りたいと思っています。

自分の方が図鑑よりもきれいな写真を持ちたいと言う「支配欲」を持っています。

さらにレアな図鑑を作りたい欲も持っています。


自分の写真の方が、図鑑の写真より素晴らしいと思うと自慢出来、興奮して満足感を得られるのです。


つまり電車に対して偏執しているのです。


この「撮り鉄」は日本人に多くて、海外には少ない傾向があります。

なぜなら、日本には外国に比べて電車が多く、時刻表通りに正確に走っているからです。



鉄道会社の人たちは、電車を時刻表通りに走らせるために、大変な努力を惜しみません。

この状態は、撮り鉄たちにとっては、時刻表に人が支配されているように感じます。


彼らは、こういう状態を見て

電車が世界を支配している」と理解しています。


彼らの認識からすると、この解釈が最もしっくりくるのです。

彼らが思っているように

時刻表通りに電車を動かすために人が振り回されているならば

電車が人を支配して振り回すことになり、

電車が一番偉い」ということになるのです。

つまり

電車が神であり、聖書である」のです。



彼らにとっては、世の中というものはカオスで、なかなか理解できない傾向があります。

その中で、電車だけがすっきり理解でき最も秩序を持って動いていて理路整然と感じられるものなのです。

電車というのは、ルールに基づいて厳格に動いているものですから。


このように、電車というご神体を図鑑にきれいに納める写真を撮ることが彼らの理想なので

その理想を追い求める段階で、まるで水戸黄門が「この紋所が目に入らぬか」と叫ぶように

神の写真を撮るのであるぞ!神の御前であるぞ!一般人はどけどけ!

という心境で写真を撮っています。




一方、電車そのものが好きな人は、撮り鉄にはなり難いです。

彼らは、電車の仕組みやポイントさらにルートや地形を理解することが楽しいので、どちらかというと地理学の方に向かいます。

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