チャネリング 社会情勢

治せない病 日本医療の弱点2

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日本の国民皆保険制度は非常に優れており、医療費負担も少なく、安価ゆえにだれでも気軽に診療を受けることができます。

しかしその反面、診療を受けられる有難みを忘れてしまい、予防により未病を防ぐ(病気になる前に未然に防ぐ)ための行動を怠りがちです。

この傾向は自助努力により生活を改善したり、病気を自力でなんとか治そうとする意欲を削いでしまうこともあります。

患者は病気を治すために薬に頼り切ってしまい、それ以外の治療法を模索することをやめてしまいます。


健康保険で受けられる治療はあくまで「投薬治療」としては十分なレベルのものですが、治療以降の、「病気にならない身体を作る」「自力で症状に対処できるように行動を変える」という方法はほぼ取られることがありません。

日本の医療保険は誰でも気軽に医療を受けられ、必要な薬をも安価に入手できますが、保険制度で認められている治療は最低限、そこまでです。

それ以上の治療法や予防法があったとしても、医者は患者に伝える義務はありませんし、患者もまたそれ以上の方法があることも知りません。

たとえ知っていたとしても、「また病気になっても治療を受ければいいんでしょ?安く受けられるんだし」と、病気になることを気安く考えてしまいます。

もちろん保険制度をなくせと言うつもりは毛頭ありませんが、国の医療財政がひっ迫している現代で、ただ病気になってから治すという医療を必要以上に繰り返していれば、治療費や、特に薬代はかさむ一方です。

それは国家の負担、いずれは私たちに対する負担となって跳ね返ってきます。

予防という点から考えれば、どのようにすれば病気を事前に防げるのか?具体的に何をすればいいのか?を患者がより深く知ることができれば、必要以上に薬に頼る必要もなくなるのです。

運動不足による膝関節症や過食による血流悪化に伴う狭心症など、薬や栄養剤では治せない病気はいまだ数多く存在します。

そして、運動方法や生活習慣を適切なものに変えさえすれば、完治できる症状も多く含まれるのです。

日本人は口に入れるもので病気を治すことを好む傾向があります(サプリメントや栄養ドリンクがよく売れる理由です)。

しかし、そもそもの原因である運動や食事量、睡眠などの生活習慣を改善できなければ治すことのできない病気は実に多いのです。

病気を本気で治そうと思うなら、病気の原因を知り、適切な対処法を知ること。多少面倒に感じても、病気と真剣に向き合う必要があります。


このように薬に依存しきってしまうと、治すことのできない病気もまたたくさんあることも知っておくとよいでしょう。

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