【質問】
世の中の振り込め詐欺の被害が、無くなりません。
手を変え品を変え、新手の詐欺が発生して、騙される人が絶えません。
認知症などを除いて、振り込め詐欺に合い易いタイプは有りますか?
詐欺にあうカルマの様なものはありますか?
【答え】
お金の管理を放棄すると、詐欺に遭いやすくなります
振り込め詐欺に遭うと、簡単に大金を手放すことになります。
簡単に失ってしまうお金とは、自分で管理が出来ていないお金です。
そういうお金は、楽をして手に入れたお金の可能性が高いのです。
先祖から受け継いだお金なども、楽をして手に入れたお金になります。
だから管理が行き届かなくなりがちです。
また例えば、人の言うことをやすやすと聞いて、苦労せずにホイホイと手に入れたお金は、
人の言うことを聞いて、ホイホイ失ってしまうことになりがちです。
もし、本当に自分で苦労して手に入れたお金ならば、失うことが無いように手を尽くして色々な形で遺産として残そうとするはずです。
カルマ的に、騙される人は日頃から「やましい心」を持っている可能性が高いです
また日頃からやましい心を持っていると、詐欺に遭いやすくなります。
やましい心とは、悪いことを隠したい・・周りに明るみに出る前に何とかごまかしたい・・という気持ちのことです。
つまりこういう人は、何らかの後ろめたさを心に持っている可能性があります。
例えば、万引きです。
そういう場合は、不正によって得た利益に対して責任を取りたくない・・という気持ちが大きくなります。
だから簡単に管理を手放して、詐欺師の誘導に乗りやすくなります。
また、詐欺師の作り話によって、自分の息子が不祥事を起こしたと思い込み、それを隠して胡麻化したい気持ちが高ぶる場合もあります。
この場合は、公から隠したいという気持ちがあるために、むしろ公の存在である銀行員や警察の忠告に、耳を貸さなくなる傾向があります。
やましい心があるゆえなのです。
常日頃からそういう心を持っていると、その弱点に付け入られて、詐欺師の思う壺になります。
結局、お金に責任を取りたくない人や、取れない人が詐欺師に引っかかる事が多いです。
詐欺師と縁を作りたくないならば、日頃から不正(詐欺)に加担しないように心がけることです。
さらに人の言いなりにならずに、自分で常日頃ちゃんと考える習慣を持つことです。