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危険な道楽に取り込まれる成金のこどもたち(2022年5月3日)

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大金を持つということは、権力を持っていることと同じです。だから大金を持っている者にはその権力に対する責任が生じます。

それ故、大金持ちは、その資産と権力を使って社会に還元したり、貢献することが求められます。

実は、もう一つ重要なことがあります。それは、子どもの教育の仕方です。

大金持ちの子どもが、有能な場合は問題が無いのですが、もし、その親の資産を受け継ぐに相応しいだけの能力を備えていない場合は、子どもは別の方法で、自分に価値や能力があることをアピールしなければならなくなります。

そして中には、自分が親の大金と資産を受け継ぐに相応しい類まれな人間であることをアピールするために、一般の人ができない様なことに熱中する子どもがいます。

一般人ができないこととは、大金を必要とする上に、危険にチャレンジする勇気をも必要とするようなことです。

スポーツカーに乗って時速300キロで暴走したり、ヨットで荒れる危険な海に繰り出したり等・・・とにかく大金を使って危険なことに殊更にチャレンジする傾向があります。

つまり、命を賭けてまで、類まれな自身の価値を証明しようとするのです。

このことは、この子供が親から受け継ぐ権力に見合った「お金の正しい使い方が分からない」ことと、さらに「自分の能力の発揮の仕方が分からない」ことを表しています。

こういう方法で周囲をマウントするのですが、資金が枯渇すると立ちいかなくなる哀れな運命です。或いは、本当に命を失ってしまう悲劇に見舞われるかもしれません。

こういう傾向の子どもが育ってしまうのは、実はその親からお金を使う時の意図(お金に乗せる想念)を学んだからなのです。

特に親が成金の場合は、子供の頃に貧しい暮らしをしており、貧乏を周囲の人からバカにされて見下された、という被害者意識が大変強くなりがちです。

言い換えれば、そういうコンプレックスを抱くタイプの人が、それをばねにして、成金になり易いとも言えます。

そして、自分の子どもを介して幼少時代の復讐をしようとしがちになるのです。

つまり、自分の子どもが、その周囲の人間たちをお金を使って見下すように、謂わば操ってしまうのです。

事あるごとにけしかけている、とも言えます。

そうやってその親のお金の使い方の意図を、日常的に学んだ子供は、周囲の人を愚弄するためにお金を使うようになるのです。

これは、生き方の問題です。実は、お金の多寡ではないのです。

それ故、子どもが危険な高価なことに嵌るのは、お金があるからこそ嵌れるのであって、お金が無ければ出来ないので、しないだけなのです。

どちらにしても、そのお金の使う時の意図は変わりませんが、お金が沢山ある方がより強く発揮されることになるのです。

こうなるのを止めるのは、実は単純なことなのです。

親自身が子供を通して発露する自分のお金に対する意図(復讐したい欲求)を抑制することなのです。

お金とは権力であり、大金を持つことにはリスクが伴うことを子どもよく教え、率先して有効な使い方を見せることです。

大金を間違った使い方をすれば、必ず自分自身に何らかの悪影響があることをしっかりと教え込むことです。

正しいお金の使い方を身に付ければ、自ずと相応しい能力の発揮の仕方も身について来るのです。

出来るだけ、幼少の頃より教え込めれば、例え能力が低い子供でも分相応の立ち位置で、建設的な豊かな人生を送れるでしょう。そのことが最も子供を幸せにする教育方法です。

*大金を持っている人は、その資産が子どもにとってリスクとなる場合があることをよく理解して、自分自身のお金に対する意図が子どもに影響することの責任を感じなければなりません。

そして子供の教育に十分な配慮をすることが、自分自身の幸福にもつながります。

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