【質問】
米国のキャンプデービッドにおいて、日米韓首脳会談が開催されました。
バイデン米大統領の先導によって、三か国が安全保障協力を更なる高みに引き上げることを高らかに宣言しています。
中国の台湾進攻を想定しての軍事同盟で、台湾進攻を何とか阻もうという会談のようです。
しかし今までの成り行きを見ると、日本は今後ますます加速的な資金提供を強いられる増税の未来が予想されて、不安になります。
今回の首脳会談におけるバイデン大統領の真の目的と日本の立ち位置、また韓国の立場やこれからの国際情勢などを教えてください。
【答え】
米国は、ロシア・ウクライナ戦争が終結に近づいていることを前提に、今度はアジアに舞台を移そうとしています
ロシア・ウクライナ戦争では米国(特にネオコン=軍需産業とエネルギー会社)が大儲けをしました。
①米国の戦争屋たち(ネオコン=軍需産業)は、今回のロシア・ウクライナ戦争で、ウクライナへ莫大な金額の武器を供与して、巨万の儲けを出すことに成功しました。
②米国は、ロシアが欧州に提供しているエネルギーのパイプラインを遮断し、米国製のエネルギーを欧州に高値で買いとらせることに成功しました。
③中国を経済封鎖で弱らせることに成功し、米国侵攻にストップをかけることが出来ました。
④日本に莫大な戦争資金を提供させることに成功しました。
このようにして米国のネオコン=戦争屋やエネルギー会社は、戦争によって大儲けをし、米国に挑む中国を抑えて、$(ドル)が独り勝ちしています。
彼らは、ウクライナ戦争が終結しそうなので今度は・・アジアの日中・・に舞台を移して儲け続けたいと思っています。
バイデン政権は、「中国VS台湾」の戦争が始まることを視野に入れています
米国バイデン政権は、今回の日米韓首脳会談において、三国で対中軍事同盟を築きました。
また日韓に対して、今後の中台戦争に備えて米国の指示に従うように布石しました。
日本の岸田首相は、米国に言われるとおりに資金提供をすることになっています
今回も岸田首相は、米国からの指示通りに膨大な資金を提供することになっています。
その資金の一部の大金が、米国の圧力によって日韓のあらゆる諸問題を乗り越え、韓国に提供されることになっています。
国民感情はともかくも岸田政権としては、元々海外に大量の円をバラ撒く予定なので、痛くも痒くもありません。
ばら撒き先が他国から韓国にすり替わっただけと言えます。
むしろ資金ばら撒きの口実ができて嬉しい位です。
政府としては、既に日本経済をインフレにすることを決定しているので、今後ますます物価高を促進して老人たちから貯め込んでいる貯金を吐き出させるまで、海外へのばら撒きを続けるつもりです。
韓国政府は、そもそも米国の言うことに従順に従う気など微塵もありません
今回、韓国政府がバイデン政権に従って見せているのは、日本から資金提供を受ける目的のためだけです。
資金を日本から受け取れるだけ受け取れば、後は米国を裏切って中国にすり寄る可能性があります。
米国バイデン政権は、日本と中国をぶつけて漁夫の利を得たい
米国バイデン政権は、実は日中戦争を始めたい思惑があります。
台湾の半導体工場を守って得られる利益などよりも、日本を中国と戦争させた方が遥かに儲けが大きいのです。
だから本音を言えば、中台戦争が日中戦争に発展することを願っています。
戦争を長期戦化させることで、武器やエネルギーを供与する利益は、莫大なものになります。
ウクライナ戦争でその旨味を存分に味わったために、止められなくなっているのです。
ウクライナの次の舞台が日本という訳です。
日本が戦争に巻き込まれて第二のウクライナになることを、周辺国も想定に入れ始めています。
本当にそんなことになるのでしょうか?
米国バイデン政権の思惑は実現するのか?
ロシアとウクライナは、共に元々戦争に前向きの国家だったので、戦争に誘うのは簡単でしたが、日中を戦争に巻き込むのはそう簡単には行きません。
米国の思惑通りにはいかない可能性が多分にあります。
【日本】
米国の思惑通りに中国と戦争を始める可能性は、国民性を考えれば低いと言えます。
日本人は、誰も戦争などしたくはないでしょう。
そうなると戦争を避けるために、米国を裏切って中国と手を結ぶ道を選ぶ可能性もあります。
岸田政権が、責任逃れと国民感情に従った結果として、中国に対していわゆる無血開城を選ぶ可能性もあります。
【韓国】
韓国は、歴史的に中国の属国であり、地理的にも中国には逆らえないでしょう。
中国に付いた方が旨味があると判断すれば、掌返しをして中国の方になびくでしょう。
日本は米中のどちらを選ぶのか
米国バイデン政権は、今回の首脳会談において日韓を結び付けようとしていますが、これは失策になる可能性があります。
なぜなら、韓国には中国のスパイが、スパイ天国である日本以上に大量に政権内に入り込んでおり、日韓が軍事同盟で結ばれるとこのスパイたちが日本にも雪崩を打って入り込む可能性があるからです。
そうなると、日本も内側から中国に操られる可能性が出てきます。(日本を無血開城させようとするかもしれません)
こういう事情を踏まえながら日韓は、米国に対して自分自身を人質に取りながら、なるべく戦争を避ける方向に柔軟に舵を切るでしょう。
そして中国の方も日本とは戦争をしたくないので、日本を取り込んで抱き込む方法を選ぶでしょう。
米国は一方的に、日本から資金を強奪するばかりですが、中国は日本の政財界の幹部にたんまりと見返りを与えるので、中国の方になびかせることに成功するかもしれません。
この中国のやり方が成功すれば、米国は日韓に裏切られてアジアにおいて大敗を喫することになるかもしれません。
米中の今後のやり方にもよりますが・・
日本の一般国民にとっては米中どちらに与しても、見返り無しに強奪されて奴隷状態になりますが、米中どちらから強奪されることを好みますか?
どうせなら戦争を避ける方を選びますか?
どうすれば戦争をさけられるのでしょうか?
どちらにも与せず、他国に依存することなく自立して自国を外国の侵略から防衛し、国の政治と経済を発展させる道は選ばないのですか?
これは、当事者である国民の意識の問題です。
どう転ぶかは、夫々の事情と思惑によって変わるでしょう。
米国の思惑がアジアでも成功するかどうかは未知数です。