【質問】
政府は、韓国をホワイト国に戻して半導体に必要な材料を輸出解禁にするようです。
韓国が過去、北朝鮮に半導体を横流ししていたことに対する規制はどうなるのですか?
余りにも一貫性のない政府の姿勢には驚きます。
どういう理由からこうなったのですか?誰かが強制しているのですか?
背景を教えてください。
【答え】
この一連の流れは米国バイデン政権の政策です。
目的は、ロシアの戦争継続を支援するためです。
米国が、ウクライナに支援しすぎたために、敵国のロシアが現在、大変疲弊しています。
ロシアは、半導体が手に入らなければ、もうこれ以上戦争を続けられないくらい武器が枯渇している状態です。
実は、米国にとっては、ロシアに戦争から撤退してもらっては困るのです。
戦争が終結すると、米国は非常に困るのです。
米国は、中国の半導体工場を潰して、日本国内に半導体の工場を作る計画を着々と進めてきましたが、今回のロシア枯渇状態には間に合いそうにありません。
中国の半導体工場を復活させてそれをロシアに輸出させれば速いのですが、それでは折角の現在進行形の中国規制を解除しなくてはいけなくなります。
それでは、折角弱っている中国が息を吹き返して、力を取り戻すことになります。
これを米国は何よりも警戒しています。
中国の脅威を封じ込めるためにも、韓国に作らせる必要があるのです。
故に今回、韓国に再び半導体を作らせてロシアに横流しさせることに決めたのです。
そのためには日本に半導体の原材料を、韓国へ輸出再開させる必要があるのです。
これは、米国の命令なので、日韓共に逆らえないのです。
現在、米国が日本から巻き上げた支援金が、ウクライナにはたんまりと貯まっています。武器も沢山集められています。
米国としては、それをウクライナに使ってもらわなくては困るのです。
そしてさらに、ウクライナがロシアに勝っても困るのです。
ウクライナがロシアに勝つという事は、戦争が終結することを意味します。
それは、国交が正常化することを意味して、ロシアの天然ガスが欧州を潤すことを意味します。
それでは、米国の燃料が売れなくなることになるのです。
そして欧州に対する米国の影響力が低下して、立場が危うくなるのです。
また、散々武器と資金を支援したウクライナにそれを使わせなければ、大量の資金と武器をウクライナが保有することになり、米国に対して牙を向くことにもなりかねません。
何せ、ウクライナの中には元々ロシアの先兵だけでなく、アルカイダや、IS等の反社組織が潜伏しており、実は危険な要素を少なからず持っているからです。
戦争を続けさせるには、ロシアとウクライナ間のパワーバランスを維持することが大切だという事です。