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社会が「ニート」を作り出す理由(2024年2/23)

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【質問】

ニートとは、家事、就学、就業をせず、職業訓練も受けていない人のことを指すそうです。

その生活を支えているのは家族です。

ニートは社会の役に立たない存在と思われていますが、本当のところはどうなのですか?




【答え】

端的に言えば、お金を「稼ぐ人」がいるので「稼げない人」が出てくるのです。

生産現場で物が有り余るほど生産されれば、その価値は下がっていきます。

従って物の価値を担保して、働く人の給料を適正化するためには、世の中に働かずに消費だけしてくれる人が必要になります。

それが、「ニート」なのです。

このことは、現代の労働生産性が高いことを表しています。

さらに世の中に、働かない人たちを養える位の余裕があることを表しています。


もしニートがみんな働くようになると、世の中はどうなるのでしょうか?



「ニート」が働くと労働者の賃金が下がります



もしニートが働くようになると、労働者の買い手市場になり賃金が下がることになります。

そうなると他の労働者が、今までと同じように働いたとしても、稼ぎが悪くなって生活費が足りなくなります。


つまり企業が利益を上げ、労働者が十分な賃金を稼ぐためには、働かずに消費してくれるニートの存在が、無くてはならないことになります。



これは、世の中の富の再分配が上手く出来ていないことを表しており、

そのために現代は貧富の差が拡大しているのです。



もし、「安楽死」が合法化して、働かないニートに安楽死を強要するようなことが起きれば、別の誰かがニートの立場に収まるようになるため、ニートが無くなることはないでしょう。

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