【質問】
1/1に能登半島で地震が起こり、津波まで発生しました。
家屋倒壊、火事、インフラ寸断の被害が出て、繰り返す余震に地元の方たちは、生きた心地がしないことと思います。
亡くなられた方もおられ、心よりお悔やみを申し上げたく思います。
ところで、今回の地震を「陰謀による人工地震」だとする説があるようです。
地震のたびに、いつも人工地震説が現実味を持って唱えられます。
本当に地震を人工的に起こすことは出来ますか?
【答え】
現代の技術では、人工地震が起こせる場所は限られています。
「元々地震の起こり易い所」以外の場所に、人工地震を起こす技術を人類はまだ持っていません。
今の技術では、地震が起こり易い場所に溜まったエネルギーを、予定よりも早く発動させて地震を起こすことです。
しかし、そのやり方ではエネルギーが極限まで溜まる前に地震を起こすことになるので、被害規模は自然地震よりもかなり小さいものになってしまいます。
もし「相手に甚大な被害を与えるのが目的」なら、莫大なエネルギーと資金を使って地震の発生を早めることは、逆に地震の被害規模を縮小することになります。
早めることで被害を縮小できるならば、遅らせることで被害を拡大できることになります。
しかし、地震発生を遅らせる技術は現在無いので、結局自然に任せることが地震を起こしたい者にとって一番損をしない良い選択だと言うことになります。
それには実証があるのです。
某国は、日本近海で地震発生の実験を繰り返しました
過去、近隣の某国が、日本で地震を発生させようと日本の近海で実験を繰り返したことがあります。
日本に気付かれないように、海底の岩盤にミサイルを何発も繰り返し打ち込む方法です。
水爆などを使うと世界中にバレてしまうので、もちろん通常のミサイルです。
実験を何度もくり返したようですが、殆ど影響がなく、地震を起こせなかったようです。
それ位、プレートが持つエネルギーは、莫大だということです。
某国は、仕方なく諦めてしまいました。
相手国にダメージを与えるには、地震を起こすよりも、直接ミサイルを撃ち込むか、ウィルス兵器をバラ撒く方が現実的だと結論付けたようです。
欧米は、原爆や水爆の実験を繰り返してきたので、そんなことは既に学習済みです。
ゆえに、能登半島地震が人工地震である確率は、極めて低いと言えます。