【相談】
50代の女性です。
自分の人生に対して、何とも言えない虚しさを感じます。
私は、大学を卒業して会社に勤め、仕事一筋で真面目に打ち込んできました。
仕事上ではそれなりに認められて役職にも就け、給与も十分に得られています。
だから自分の人生は、充実していると思っていたのですが、
最近、他の同年代の女性が家庭を持って忙しそうな姿を見て、自分は人生から何も得られていないと感じるようになりました。
私は容貌も能力も人並み以上あるつもりですが、恋愛経験が殆どありませんし、結婚するチャンスもありませんでした。
自立はしていますが、仕事一筋のただそれだけの人生でした。
寂しいというよりも、虚しさを感じます。
これからどう生きれば人生を充実させられるのかが、分かりません。
どうすれば、この心の虚しさを埋められるのでしょうか?
【答え】
あなたのように仕事一筋で、社会的地位やそれ相応の給与が得られていたとしても、いつかは限界が来るものです。
若い頃には、上を目指してがむしゃらに仕事に打ち込めたとしても、ある程度の年齢になって到達点が見えてくると、自分の限界が分かるものです。
自分の伸びしろの限界を悟った時に、人は目標を、自分の出世から後継の育成の方に切り替えるものです。
後継の育成に真剣に打ち込めば、人生が虚しくなることはまずありません。
もし、あなたが仕事に限界を感じて人生にも虚しさを感じているとすれば、本当はあなたは仕事に人生を打ち込んでは来なかったのかもしれません。
恋愛も結婚も人間関係ですが、あなたはむしろ、人間関係を避けるために仕事に逃げてきた・・様に思われます。
もし本気で真剣に仕事に打ち込んできたのであれば、自然と仕事上の人間関係が構築され、後進の育成にも自ずと邁進できるものなのです。
そうなれば、例え結婚しなくても、子どもがいなくても、人生が充実してくるものなのです。
【アドバイス】
これからは、人生全般の物事にもっと真剣に向き合いなさい。
そうすれば、人生全般・・結婚でも仕事でも充実してきます。
人間関係を避けることなく、真剣に取り組むと人生が変わります。