四面楚歌の苦しい中国
中国は、現在のコロナの蔓延と、天候不順による農作物の不作によって、今後死者がかなり増えることになるかもしれません。
米国のみならず欧州からの包囲網も受けて、現在ピンチに陥っています。
中国は、ウクライナ戦争から打撃を受けている状態です。
ウクライナ戦争では、ロシアと組んで米国を潰すくらいの意気込みでいたのですが、ロシアが想定よりも格段に弱かったことが分かり、がっくり落ち込んでいます。
そして現在米国が、中国の台湾進攻に備えて軍備を万端にしているのを見て、ビビっています。
中国は、米国に恐れを成しているのです。
今後の情勢次第ですが、米国の大統領選挙に合わせて、バイデン大統領に尻尾を振る可能性が出てきました。
中国の日本との関係
現在中国は、日本を攻めあぐねている状態です。
コロナ蔓延、農作物の不作、米国からの締め付け等によって四面楚歌状態で、エネルギーが足りなくなっており、日本対策の余裕がなくなっています。
だから日本の政治家に渡す賄賂すら枯渇しています。
ゆえに現在中国は、日本に対する影響力を失いつつあります。
これに対して、むしろ日本の親中政治家が狼狽しています。
どうしたものかと焦って、中国に対して尻尾を振りに行く親中政治家が見られます。
このことは、日本の政治家に中国の賄賂が無くては生きていけない政治家が、少なからずいることを表しています。
中国を追い詰める米国
現在米国は、金融引き締めによって利上げをし、バブルが終わりました。
今は中国を上手く使って、台湾を米国の支配地(実効支配地)にしようと画策しています。
日本に対しては、日本がもし、反米を貫くなら潰すぞ、というスタンスです。
もし中国と戦争状態になるならば、自分(米国)の利益になるように利用しようという心積りです。
このような事情から今後、台湾がアジアのウクライナになる可能性が出てきています。
戦争地になる可能性の筆頭は、残念ながら台湾です。
これから米国は、世界の半導体を全て自分が牛耳るつもりでいます。
オランダ、日本とタッグを組んで、中国に対する半導体の輸出を全禁止にするつもりです。
現在、ウクライナ戦争に終結の兆しが出始めているので、次のことを考えているのです。
ロシアは中国に警戒している
ロシアは、今まで中国に天然ガスを輸出することを渋ってきました。
もし中国に輸出することになれば、絶対に欧州へ横流しをすることが分かっているので、それを警戒してプーチンが抑制してきたのです。
しかし、このところの戦況の悪化によって、そう言ってもいられなくなった様です。
米国のエネルギー輸出の独り勝ちを防ぐためにも、中国に天然ガスを輸出せざるを得なくなっている部分が有ります。
そうなると、共産圏の結束が強化される可能性があります。
そしてロシアは内心、欧州を味方につけたいと思っている複雑な心情なのです。
五里霧中の岸田政権と日本
岸田首相は外交に失敗しています。
近年まれにみる貿易赤字がそのことを端的に表しています。
また内政にも失敗しています。
岸田首相は、総理大臣の立場を御用聞きと勘違いしています。
首相というのは本来、国民を上手くコントロールすることが仕事なのです。
それが出来ずに、自分の懐ばかり大切にし過ぎたために、国民の反感を買っているのです。
やり方が大変下手なのです。
上手く人心を掌握できていないのです。
人心掌握術が稚拙だと、野党も自分たちも生かせないのです。
安倍元首相のようには出来なかったのです。
自分自身の懐事情にしか興味が無いままでは、何れ辞めざるを得なくなるでしょう。
もし、日銀に見捨てられれば、資金繰りが上手くいかなくり、おしまいになるでしょう。
そうなれば、解散総選挙に出ざるを得なくなります。
米中に挟まれる日本の政治家
日本の政治家は現在、
①米国に関わるとひたすら利益を吸われるばかりになり、
②中国に与したくとも、中国が力を失って賄賂(金)をもらえなくなっています。
どちらにも進めず、皆どうすればいいか迷って、途方に暮れている状態です。
国民そっちのけで、五里霧中状態といえます。