【質問】
円安が止まりません。
日本だけが利上げを見送っていることと関係しているかもしれません。
円安が進むと、一般に輸出業が潤い、輸入業が困る、とのことが言われていますが、実態はどうなのですか?
エネルギーの高騰もあって、事は複雑かもしれませんが・・・。
【答え】
円安が進むと、岸田政権が中国に買いたたかれるリスクが上がります。
それでも岸田政権は円安の対策はしないでしょう。
もちろん円安が進むと、政権幹部たちの資産も目減りしてしまいます。
だから彼らは、自分たちの資産を守るためだけに奔走することになるでしょう。
自己資産を守ることで勢一杯の状況に陥るでしょう。
国民から円安に対する批判が出ても、彼らは選挙には影響しないと踏んでいます。
例え批判が出たとしても、選挙の票など世論を操作すればどうにでもなると高をくくっているのです。
つまり今までの経験から、彼らは国民は政治に関心が無いと思っています。
だからごり押しをすれば、どうにでもなる、と学んでいるのです。
でももし、批判がさらに強くなった時は、対策をやっている感だけは、出すでしょう。
結局、岸田政権は、経済対策は全くしないでしょう。
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【円安と製造業】
円安になると、輸出業である製造業にとっては追い風となり得るのですが、現在の日本は、製造の拠点を海外に移してしまっているために、追い風とはならないのです。
製造の拠点を海外に移して、現地の人間を安い値段で雇い、楽して儲けることに胡坐を掻いてしまったために、その状態から抜け出せなくなってしまいました。
謂わば、奴隷労働に胡坐を掻いてしまったと言えるのです。
日本の製造業は、外国人奴隷による濡れ手に粟の状態が長く続いたために、外国人から搾取する事ばかりにシフトして、国内の製造業を発展させるために担い手を育てたり、管理したりすることをすっかりさぼってしまいました。
だから、円安が続き輸出のチャンスが巡ってきても、いまさら国内で地道に汗をかいて製造する意欲もわかず、また担い手がいないために出来ないのです。
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【中国の侵略思考と諸外国】
中国人は侵略思考の持ち主で、そもそも侵略大好きなことから、現在、日本の不動産を出来る限り買いまくる行動に出ています。
この円安で益々買いまくり行動に拍車がかかっています。
ところで、何故中国ばかりが買いまくりに走るのでしょうか?
元々、世界の発展途上国を植民地にしていた欧米の先進国は、なぜ同じように、円安日本の不動産獲得に走らないのでしょうか?
それは、欧米人たちがリスクに対して慎重だからです。
つまり、日本の不動産にそんなに価値があるとは、見ていないということです。
裏を返せば、日本の不動産を買いまくっている中国人たちは、リスクを負っているのかもしれないということです。
投資に見合った利益が出ない可能性があります。
なぜそうなるのか・・・・
日本人が気が付いていないのは、
「日本の真の価値は人にある」ということです。
だからこれからは、円安日本の人材に、欧米の諸外国の食指が動くことになります。
このままだと日本人は、今後、諸外国の奴隷状態になる可能性があるということです。