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その⑨ 拝金主義に毒された日本の未来、どうすれば豊かになれるのか(2022年4月20日)

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その⑧」で団塊の世代の中の強欲な人々が贅をむさぼり尽くした後に残されるのは、不毛地帯だということを述べました。

現在の現役世代や特に若者たちは、この経済が衰退しつつある日本で人生を切り開かなければならないのです。

どうすればいいのかを述べます。

戦後に、日本が奇跡の復興と発展を遂げられたのは、もちろん日本人の元々からの技術力や勤勉さもあったのですが、米国が日本にやって来てあらゆる技術を与えてくれたことが最も大きな原因だったのです。

米国はソビエト連邦に対抗して資本主義の素晴らしさの実例とするために、日本に莫大な投資をしたのです。

この投資によって日本は簡単に新しい技術を手に入れることが出来ました。

技術という餌を簡単に与えられると、それに慣れてしまうのが人の性というものです。餌を獲得するための努力を怠ってしまいました。

つまり、「技術は米国から潤沢に与えられるもの」と勘違いすることによって、自分自身で技術開発できるように資金を投入することをさぼってしまったのです。イノベーションを怠った結果として世界の技術革新の潮流から取り残されることになりました。

自分自身で技術を開発できるように資金を投入して努力することを怠った当然の結果として、次世代に継承できるものが何も無くなってしまったのです。

現在の一部の企業においては上司が部下に何も教えられることが無くなったために、組織のルールとしきたりばかりを押し付けるようになっています。

さらに現在は、米国も衰退しており、もう餌(技術)を与えてくれなくなっています。

若者に継承する教えが何もなくなってしまった日本は、まさに不毛地帯になりつつあるのです。

現代の若者たちが、この状態の中で何とか生き抜いていくためには、自分で技術を学ばなければなりません。

そのためには、外国に行かなければならないでしょう。これからの若者は、国外に出なければいけないということです。

ただし、使われる為だけに外国に行けば、奴隷にされてしまいます。自分自身で確りとした展望を持って国外に出なければいけません。

団塊の世代までは何も努力をしなくとも、年功序列で出世できて儲かりました。レールに乗っただけで自動的に上手く行く時代は終わったのです。そして、ただレールに乗っかっただけで成功した人は、部下には何も教えられないのです。

これからの時代は、技術を学んでしっかりと身に着け、キャリアを積むことで人生を切り開いていく時代なのです。

特に科学技術分野においては、国内にいては誰も最先端の技術を教えてくれないので、国外に出て学ぶしかありません。

ただし、中国に行くことは止めておいた方が無難です。

中国は技術が欲しくて金は出しますが、技術が手に入れば技術者をポイ捨てします。そもそも技術は盗むものだと思っており、人を育てる気などつゆほどもありません。

悲しいかな、現代の日本は、若者に投資をしない国になっています。だから若者は国を頼ることも組織に依存することもできません。

今までは、組織において上司の言うことさえ聞いていれば、自分にもやがてそのポストが回ってきましたが、現代の若者は、上の世代に付いて行っても、足をすくわれ、寝首を掻かれる可能性があることを肝に銘じていた方が無難です。

例え企業に勤めても、骨を埋めるつもりではいけません。いつも危機感を持っていなければ、生き残っていけない時代なのです。

日本で今後、思いっきり企業のレールがちょん切られるような経済状態になる可能性があります。

常に独立独歩で生き抜く覚悟が必要になります。

企業に勤めても、何時でも独立できるだけの体制(気概と能力)を作ることが最も重要なポイントになります。

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