【質問】
バイデン大統領が、明日来日するようですが、日本よりも先に韓国に訪問しました。
そのことには何か意味があるのでしょうか？
また、来日の目的は何でしょうか？
【答え】
バイデン大統領が、最初の訪問国に韓国を選んだのは、韓国の方がバイデン政権に隷属的だからです。
日本の岸田政権は、どうもバイデン政権に対してなかなか従わないところがあるようで、その意味もあって韓国を優先したようです。
そんな日本に対して、今回、発破を掛けに来たようです。
岸田政権は親中なので、中国に対してなかなか敵対できないところがあり、米国の言いなりにはなりにくいところがあるのです。
今回、バイデン大統領は、日本に対して更なる中国包囲網の強化と貿易関連の要求をするでしょう。
米国は、中国がロシアと貿易を続けているのがとても気に食わないのです。
そして、その中国と日本が盛んに貿易をするのがもっと気に入らないのです。
下手をすれば、日本の軍事技術が中国を通してロシアに流れるかもしれない懸念もあり、日本がもっと反露反中に徹するように釘を刺しに来るのです。
バイデン政権としては、日中を分断することによって、もっと自分たちに利得があるようにしたいと思っているのです。
そのための要求とは、中国包囲網の強化と貿易関連の要求です。
その中には、テスラ社の車を日本国内で売りやすくするための要求も入るでしょう。
とにかく自国の産業のために米国には甘く、中国に対しては厳しくなるようなことを、要求するでしょう。
米国から大統領がわざわざやって来る時は、日本に対して無茶な要求をする時なのです。
岸田政権としては、米中に挟まれて苦しいところでしょう。
何をきいて、何を拒否するか・・政権の正念場です。
