現在、ウクライナのゼレンスキー大統領が率いる政権は、ロシアに降伏する用意が整ったようです。
しかし、本当に降伏できるかどうかは大変難しいところです。
ゼレンスキー大統領は、国家と心中する気などは無く、自分自身の命も惜しいので降伏の決断をしたようですが、ウクライナの国民は士気が高く戦う気が満々なので、降伏など承知しない可能性が高いです。
さらに米も降伏を許さない可能性があります。もし、ゼレンスキー大統領が降伏をするなら新政権を樹立して戦争を長引かせる可能性があります。
そうなると、見捨てられたゼレンスキー大統領は、ロシアに亡命することになるかもしれません。
ロシアとしては隣国のウクライナには核兵器を使い難いので、ヨーロッパ諸国もそれを見越して、ウクライナをロシアに取られないよう戦争を続けようとするでしょう。
これらの諸条件からこの戦争は、暫く膠着状態になる可能性があります。
これこそが諸外国に戦闘機と武器を売りたい米のネオコン(戦争屋)の、望みの状態とも言えます。
日本は、今回のウクライナ侵攻と戦争の駆け引きをよく見て、教訓にしなければなりません。
場合によっては日本が、米露中の戦場になる可能性があることを現実的に考えなければなりません。
その時は、米は日本に沢山の武器と大勢の傭兵を送り込んでくれるかもしれませんが・・・。