奴隷売買の極致は人の命を金で買うということです。
代々、奴隷売買によって利益を得ることを続けると、やがて自分たちの命も金によって買われていくことになります・・・
奴隷買売とは、その奴隷の生きる場所、環境、物、文化、人間関係を全て奪い去る行為です。
それは将来、逆に自分たちの生きる場所そのものが切り売りされ、やがて命まで失うことに繋がります。
失うものは自分たちが奴隷から奪ったものであり、生きる場所、土地、家、人間関係、故郷、国、言語、文化なのです。
奴隷というのは全てを奪われた人のことです。
奴隷売買が極まって自分たちの周りが奴隷ばかりになると、自分が全てを奪われた人(奴隷)に囲まれることになります。
そして彼ら(奴隷)は、人間関係も故郷も文化も言語も奪われた人たちです。
本来ならば、自分自身の周りにいるべき人たちは、同じ文化や言語、歴史、宗教、道徳観念、愛国心を持っている人たちのはずです。
その人たちが共通の文化、言語、宗教、愛国心などの無い奴隷と入れ替われば、自分が当然持っていたはずの人間関係や環境を失ってしまうことになります。
そんな奴隷たちに囲まれた環境というのは、自分自身も奴隷によって文化、環境、人間関係を奪われてしまうことを意味します。
これが奴隷売買のカルマの極致です。
そしてまさに今、ヨーロッパがそうなりつつあるのです。
ヨーロッパ各国は、かつてアフリカとアジアを侵略しました。
アジアからは紆余曲折(日本も関係している)によって手を引きましたが、アフリカとの関係はいまだに続いています。
アフリカの支配が上手くいかなくなったときに、アフリカ大陸から手を引くべきであったのです。
引き際を誤ったため、カルマの轍(わだち)から抜け出ることが出来なくなってしまいました。
このカルマによって起こった移民問題によって国内が混乱し、犯罪が増えています。
さらに中国からも侵略されることになったのです。