女子大生が風俗で働くわけNo.1(2024年5/17)
【質問】
上のNo.1で、例えば看護大学や理系の大学の風俗で働く女子学生は、風俗の仕事が本業で大学が副業の可能性があることが分かりました。
彼女たちは、楽して儲けたい傾向が強いので、その結果の選択だということが分かりました。
その楽して儲けたい傾向は現在、欧米の女性よりも日本女性の方が強いそうですが、なぜそうなるのでしょうか?
【答え】
日本人女性の楽して儲けたい傾向は、日本女性の元々の傾向ではなく戦後の女性の傾向です。
現代の欧米の女性はシビアでキャリア志向が強く、楽して儲けたい人は少ない傾向にあります。
尤も一昔前の米国女性も、楽して儲けたいバブル傾向がありましたが、今は鳴りを潜めています。
その傾向を戦後の日本女性が踏襲してしまった可能性があります。
日本女性の楽して儲けたい傾向は、戦後に日本の体制がガラリと変わったことと無縁ではありません。
日本の女性は戦後に家畜化されました
戦前の日本女性は、大家族制度の下で沢山の子どもを育て、高齢の両親の面倒も見なければならず、家業にも従事して朝から晩まで忙しく立ち働いていました。
一方、戦後の団塊の世代の女性たちは、核家族化して大家族制度から解放されました。
会社で働くサラリーマンの男性が増えたので、専業主婦が増えました。
そして女性が生み育てる子供の数が激減して、子育てが楽になりました。
また、電化製品が発達したので、家事が楽になりました。
その上に外食が流行し、食事を作る回数が減りました。
ゆえにこの団塊の世代の女性たちは、前世代とは対照的に働かなくなってしまいました。
たくましく働くことが無くなった女性たちは、謂わば家畜化されてしまったと言えます。
その結果、この世代の女性の出世とは、どれだけよく稼ぐ男性と結婚できるかに偏ってしまったのです。
そしてその傾向が、いまだに続いています。
しっかりと働くたくましさを失った女性たちは、自分の力を使って生産・経済活動にいそしむ意欲も失っていきました。
それは、女性がたくましさを求められない日本社会ゆえ、ということも出来ます。
日本は女性は非力であることが許される社会です
日本のよく使われる言葉に「男は度胸、女は愛嬌」というものがあります。
女性は、力強さよりも愛想のいい可愛らしさが求められると言う意味です。
「女性が非力であることが認められる」とは、言い替えれば「肉体的に劣っていても大目に見てもらえる」ということを意味します。
これは、日本人にとっては特別なことではないのですが、
例えば
米国のスポーツ界においては、明確に「肉体の強靭さ」で優劣が付けられます。
つまり、身体的に強い者がヒエラルキー(階級)の上位に立ちます。
米国は男女関係なく、いざという時に戦える女性が一人前とみなされる社会です。
ゆえに、スポーツだけでなくどの分野でも強い女性が求められます。
米国の映画やアニメに登場するヒロインも男顔負けに強い女性ばかりです。
一方、非力が許される日本女性たちは、むしろ社会に出ても出世したくない人が増えています。
そこには日本ならではの特殊事情が存在します。
女性が社会で成功するための条件(女子大生が風俗で働くわけNo.3)
に続きます。