【質問】
上記の記事や、他のジャーナリストの意見には、今日本が直面している危機に気が付かない日本人が多いとの話が良く出てきます。
日本は今後、低開発国の仲間入りをするか、踏みとどまるかの瀬戸際に来ているそうです。
そんな啓発が次々に出ているところを見ると、日本の将来ひいては国民生活が本当に心配です。
一発逆転の秘策はありますか?
【答え】
現在の日本がここまで衰退してしまったのは、
政府が、主に現状維持のために税金を使っているからです。
現状維持のためにお金を使うと、社会が停滞することになるのです。
現在の政府は、「衣食住は保証するが、それ以外は知らぬ」というスタンスです。
衣食住は、現在「生活保護」と「最低賃金」で保障されています。
しかし、社会が進歩発展する方向には中々税金を使わないのです。
これはある意味、現在の日本人の心理状態を反映しています。
①進歩・発展のためにお金を使う
②現状維持(停滞)の為にお金を使う
①②のどちらかを選ばねばならない時に、今の日本人は②を選んでいるのです。
なぜなら今の日本人には、変化することを嫌う傾向があるからです。
なぜ、変化することが嫌なのか・・・
なぜなら、今の日本人は、あらゆることに責任を持ちたくない傾向があるからです。
責任を持ちたくないので、進歩・発展のためにはお金を使いたくないのです。
例えば、
日本企業は、よく外国企業に投資をしています
本来ならば、外国企業に投資すれば、続けて投資先を見張り、必要な指導する等のリーダーシップを発揮しなければならないのです。
それが投資したことへの責任です。
ところが、日本企業は、投資するだけで後は放置してしまいます。
つまりリーダーシップが無いので、外国企業から軽んじられてしまいます。
そして、まるでお金だけをたくさん持っている鴨のように見られてしまうのです。
こんな日本にも「現状打破の秘策」があります
秘策とは、例えば「生活保護」を完全撤廃することです
例えば生活保護を完全に撤廃して、仕事を斡旋することに税金を使うようにします。
それだけで経済の停滞が随分緩和されるはずです。
国民の意識も現状維持から進歩発展に向けられるので、経済状態が劇的に変わるはずです。
やはり国家の方向性は、国民全体の意識が鍵を握っています。