【質問】
No.1で、神とは人々の集団的合意の反映として現れる存在だということが分かりました。
でも、神は架空の存在などではなく、霊的に実在する存在です。
この知恵者のサイトでも、何度も神様のメッセージをチャネリングを通してお届けしてきました。
それならば、集団の合意の反映である神と霊的な神の関係を教えてください。
【答え】
神は、人として実在したことが無いタイプが多いと言えます。
以下が「神」の定義です。
①人間という生物種の総体を表したものである
②個人が勝手に作ることが出来ないものである
③個人の私利私欲のためには動かないものである
④様々な人間社会の総体を表しているものでもある
以下は、これらのことを説明するのに最適な例です
(例その1)
蟻の社会を考えてみてください。
蟻一匹ずつが、個の意識を持っていますが、コロニー全体としては、全く別の意識を持っています。
この関係が、神と人の関係に非常に似ています。
(例その2)
人体を考えてみてください。
細胞の一つずつは、別の生物と言えますが、人としての全体の意識は別のところにあり、それは細胞によるものではありません。
この関係も、神と人の関係と同じです。
・・・
*人という生物は、外部の環境との間の火打石(ひうちいし)関係(打てば響く共鳴関係、つまり環境から必要とされるところに、必要な条件の人が存在する)によって作られています。
*「神」も、人という環境との間の火打石関係(打てば響く共鳴関係、つまり人から求められるところに相応しい神が出現する)によって作られているのです。
だから
「神」とは、人によって作られているものであり、人があることによって存在するものなのです。
しかし
人によって意識的に作られたものではないのです。
人という存在を、鏡(地球又は宇宙)に映した結果として現れている存在だと言えるのです。
地球の人の生物としての総体として現れたものであり、人の在り方が作り出した虚像でもあると言えるのです。
「神」は、霊的な存在ですが、個としては存在していないものです。
もし個として存在するならば、私利私欲のために動かざるを得なくなるものです。
だから、「誰かの私利私欲のために動く存在は神ではない」といえます。
あるいは、「邪神」と言えるでしょう。
個が無いということは、隠し事が無いという意味でもあります。
そういう意味では、「悪魔」にも個が存在しないのです。
・・・・・・・
【日本の神々】
神は土地に棲まうものです。
だから、もし日本の土地が破壊されたり、日本という集団の意識が無くなってしまえば、神もそこに存在することが出来なくなります。
そうなれば、神様は神霊界に戻って別の形で存在することになるでしょう。
そして、人からの要請があれば、再び現れることになるでしょう。
霊的な神も進化するのです。
人が進化して、神に対する要求が変わると、同じように神様も進化していきます。