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露ウク戦争 現在の戦況と米の思惑(2022年5月26日)

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【質問】

戦況は現在どうなっていますか?

メディアによるとロシアが劣勢のようですが、何時になったら終結するのでしょうか?

また来日中のバイデン大統領が、中国が台湾進攻すれば、米国が軍事介入すると言いましたが、露ウク戦争と関連しているのですか?

【答え】

中国が、露ウク戦争でロシアが弱ってきている・・と真に受けているのを見て、米国側としては、

「もし、台湾に侵攻したら、お前も同じような目に遭うぞ!」と、威圧して見せているのです。

言うだけならばタダなので、威圧できる機会を逃す手は無いのです。

しかし、ウクライナ側が善戦しているのは本当で、西側諸国の支援によって燃料や弾薬に気を遣うことなくどんどん撃ちまくれる環境があってのことです。

そうは言っても、ウクライナの国土は、次第に焦土となりつつあります。

本当は、米陣営が本気を出せば、あっという間に占領された領土を取り返せるのですが、戦争を終結させたくない訳があって手加減をしているのが、裏事情なのです。

「もし、ロシアを本当に追い詰めてしまえば、核爆弾を使う可能性がある・・」という理由を利用して攻め過ぎないように上手にコントロールしています。

戦争を終結させたくない理由の一つは、ロシアが本当に力を失って撤退してしまえば、武器を売りさばけなくなった米の軍産複合体(戦争屋)が、儲けられなくなることです。

そして、ウクライナが完全焦土化する前に戦争が終結すれば、ウクライナは終戦後に直ぐに復興に取り掛かり、おそらくアッという間に復活するでしょう。

そうなると困る人たちがいます・・・ウクライナが焦土化することを当て込んでいた米の投資家たちです。

戦争が今終結することを願わないもう一つの理由は、ウクライナ(食料と燃料の生産地)が復興してしまうと、投資家たちが欧州で売りさばく計画の食糧や燃料が売りさばけなくなってしまう、ということなのです。

だから、復興出来ない位焦土化してもらえばウクライナ人がある程度いなくなり、国土も安く手に入るので、投資する側としては、願ったり、叶ったりになるのです。

つまり、投資家にとっても戦争は今後も続く方が都合がいいことになります。

劣勢のロシア側としては、もし敗戦すれば国体が崩壊する可能性があるので、引くに引けない状態です。

まさに、当事者たちの事情が絡まっての泥沼状態です。

こんな事情から今年中に終結するのは難しそうです。

それから、露軍の犠牲者が多数出ているようですが、末端の兵士にはアメリカナイズされた反体制者、思想犯などが多数送り込まれているようです。国家にとっての不都合な人たちです。

このようなことがされているのは、何もロシアに限ったことではありません。

隣国でも日常的に同様の事が行われています。

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