丹田のチャクラの位置はよく臍（へそ）下三寸に有ると言われています。
有名な七つのチャクラには入っていませんが、非常に重要なチャクラです。
このチャクラは、歩く時に自分の重心のバランスを維持し、体を自由自在にコントロールする役割を果たしています。
楽器を演奏したり、スポーツ、ウォーキングなどで体を動かしたり、さらにお料理をする時にも、この丹田のチャクラが肉体を操作するために重要な働きをします。
丹田のチャクラは、「操作のチャクラ」と言えます。
手先の器用な日本人は、このチャクラが欧米人に比べて発達している人が多いです。
丹田のチャクラの重要な役割には、肉体だけではなく人間関係のコントロールも含まれます。
ですから人間関係をコントロールすることを止めて、一方的に人に頼ってばかりだと、丹田のチャクラは使われずにどんどん弱っていきます。
人が歩かなくなると足の筋肉がどんどん衰えていき、自分で歩けなくなってしまいますが、それと全く同じことが丹田のチャクラにも言えます。
人に頼ってばかりで自立する気持ちが無いと、丹田のチャクラもどんどん衰えていき、人からの指令が無いと何もできなくなってしまいます。
一般に、自分で責任を持って自身の問題を解決することを避けたり、手足を使って日常の雑事を行うことをサボるような人は、必ず誰かに依存しているものです
そういう人は、何か問題が起こると自分で解決しないで直ぐに人にやって貰おうとします。
すると少しずつ使われない丹田が弱っていきます。
そしてそれを繰り返すと、人にべったりと依存しなければ生きていけなくなってしまいます。
その状態では、自分に起こった問題は依存相手に丸投げして、それが解決して貰えないと、決まって相手のせいにします。
このタイプの人は、常に自分自身を被害者だと強く思い込んでいるのも特徴です。
「あなたのせいで、私はこんなに被害を受けている・・・」と、いつも感じています。
つまり「私の不幸はあなたのせいだ・・」と常に思っているのです。
このように日ごろから丹田のチャクラをサボらせていると、自立出来ない人になってしまいます。
もし、このことに自分自身で気が付いたなら、常日頃から人に頼るのを止めて、自分自身で何でも判断して行動するように心がけることです。
それが少しづつ積みあがれば、人に頼らない自立出来る人になります。
気が付くと、丹田のしっかりした人になっているでしょう。
