現代の女性も結婚しない人が増えています。
ではなぜ結婚しないのか?なぜ出来ないのか?
【女性編】
昔の女性は、知的な能力が低くても問題がありませんでした。
結婚をすること自体が女性の務めで仕事だったからです。
また一般人は貧しく大家族で、いつまでも独身の娘を養い続けていくことは経済的に難しいことでした。
だから父親は娘の身を案じて、年頃になると早く結婚させようとしたのです。
結婚したくなくても結婚しなければ生きていくことが難しい時代だったのです。
「永久就職」とは良くできた言葉です。
現代は自由になり、女性が結婚しなくても生きていける時代ですが、
以下は「現代の結婚したい女性についての話」です。
日本は現在、国の経済力が悪化しており、若い男性の給与が最盛期よりもずっと下がってきています。
男性に専業主婦を養う経済的余裕が無くなったために、現代では女性自身にも経済力を求められるようになりました。
①その結果、自分の能力を磨いてキャリアを積んで自立する女性が現れました。
こういう能力と給与の高い女性がもし自分よりのハイスペックな男性と結婚しようとすると、対象が少なすぎてパートナーを見つけるのが非常に困難になります。
しかし、自分の経済力を生かしてパートナーを育てるか又は協力関係にすると、結婚が現実味を帯びてきます。
この場合は男女の役割が逆転するか、対等になります。
➁また、ある程度の能力と経済力を身に着けている一般の多くの女性たちは、結構現実派です。相手の経済力よりも自身の心地よさを優先してバランスさせ、納得のいく結婚に結び付ける人が多くいます。
こういうタイプの人は、結婚がすんなりと行き、生活の安定や満足感も得られるでしょう。
自分自身を真の意味で磨き続けることができる女性は、相手の能力や努力にも理解があり高望みしないので、結婚相手が見つかりやすいのです。
③結婚したい女性で一番問題があるのは、自身には経済力が無く、能力を磨くつもりもないのに、相手に分不相応な高い能力と経済力を求めるタイプです。
現代では、無能な女性ほど男性により高い経済力を求めるようになっています。
「男性に分不相応な過剰な期待を寄せる女性」の登場です。
こういう女性にとっての理想である「高い経済力を持つ甲斐性のある男性」との結婚とは、エリートしか就職できない超優良企業に就職しようとするようなものです。
当然ながらそんな企業には、働かない能力の低い人は就職できません。
そんなハイレベルな相手との結婚が不可能にも関わらず、結婚相手に異常に高い経済力を求めているため、永遠に良縁に巡り合うことが出来ません。
ならば、せめて自分も少しは働いて家計を補助すれば、一般企業の良い人との縁もできるはずなのですが、それを嫌悪していることが問題なのです。
これは、女性が自分が無能であるにも関わらず、男性を経済力でふるいにかけているとも言えます。
こういう女性がなぜ無能で、しかも現実的な判断が出来ないのか・・・・
実は、女性の親世代が金満世代であることがその原因となっています。
その親世代は、さらにその前の世代よりも、仕事をサボっているにも関わらず、経済的には圧倒的に豊かな世代でした。
この世代は「団塊の世代」とも呼ばれた世代で、過去に類を見ないほどに自由と豊かさを享受した世代です。
その上の親世代は大家族世代で、家長が一族郎党を養い、気遣っていた世代でした。
団塊の世代は、日本で初めての核家族世代です。
大家族であれば課されるはずの親の束縛から解放されて、親の面倒を見ることもなく、妻子だけを養った世代です。
その世代の妻は、前の世代の妻と同じように家族を支えるために力を尽くし、その夫を家長として尊重し支えました。
大家族の時代には、一番の尊敬、権限は、最も年配の家長である夫の両親に集まったのですが、核家族になってしまったために、本来夫の両親に向かうはずの尊重と心配り、労力のすべてが夫のみに向けられることになりました。
そのために夫の方は、本来ならば分不相応の身に余る尊敬と権力、自由と財力を得たのです。
実はこの妻から尊重され尽くした世代が、最も女性蔑視が強い世代ともなっています。
妻が自分にかしずくことを当たり前として受け入れてしまい、無条件に女性よりも自分は偉いものであると勘違いしてしまったのです。
だから自分の娘に対してもその尊重を求めるようになりました。
そしてこの世代の男性は、娘を大変甘やかしたのです。
そこには実は娘を自立させたくない、知性を身につけさせたくない意図が隠されています。
自分よりも地位の低い人間が、自分よりも優秀になってもらっては困るからです。
これは、自分が尊重されたいあまりに、娘の将来の幸せを考えていない父親ということになります。
実はこういうタイプの人は、自分が本当は能力が低いことを薄々分かっているのですが、それを絶対に認めたくありません。
しかし、尊重されたい欲求だけは人一倍強いのです。
我良し(ワレヨシ)を至上とする、歪んだ戦後の個人主義教育のたまものです。
こういう人が年功序列によって分不相応な高い地位についてしまうと、部下を同じように無能に育ててしまいます。
そして結婚しない男性をも育てあげる可能性があります。
こういう父親が娘を有り余る資金で手なずけて、贅沢三昧の生活を許し、無能なまま飼い殺し状態で手元に置いておくのです。
娘の方は、そういう父親が普通の男性像だと学んでしまい、結婚相手にも同じようなタイプを求めるのです。
ここで能力や経済力が低いにも関わらずハイスペックな男性との結婚を求める女性の出来上がりです。
そしてこういう女性は、世間を知らず、今でも世の中の男性は、女性よりも圧倒的に優位だと勘違いしています。
外界を知らない、籠の中の鳥状態です。
彼女らの理想である、父親のように遇してくれる圧倒的に優位な男性など、実は世の中には滅多に存在しません。そのため、理想の結婚相手など見つからないのです。
そのストレスが極まった結果、一部の人は異常なフェミニストになる場合があります。
彼女たちは、自分たちの不遇が圧倒的強者である男性によってもたらされていると信じ切り、世の中の立場の弱い男性をフルボッコにしますが、本当に叩かなければならないのは彼女の父親と上司の世代なのです。
しかし、彼女たちは親にだけは逆らえないのです。