守護霊が一生同じとは限りません。
昔のように固定化された時代でしたら一生涯同じ守護霊に守られていることが一般的でしたが、現代は違います。
現代は社会の移り変わりが激しく、生きている人にとって大変刺激の多い時代です。
例え、守護霊と生きている人が共通のカルマの課題に取り組んでいたとしても、人の方が早くその課題をクリアしてしまうことが往々にしてあるのです。
生きている方が刺激を受けやすいので、進化しやすくなります。
そうするとその守護霊はその人には必要ではなくなるのです。
両者が合わなくなるのです。
そのような場合には、また別の守護霊がやって来ることになります。
しかし、ただ守護霊が入れ替われば良いというものでもなく、人によっては守護霊の代わりに強力な悪霊のパワーに頼る人もいます。
そうすると人格が段々変わっていきます。
守護霊はすでに亡くなっている人なので、言い換えれば昔の人です。
そうなると現代のような移り変わりの激しい時代に対応するのは、守護霊としても中々大変なものがあります。
結局、生きている人の人生の変転に合わせて、適合する別の守護霊に入れ替わりながら、対応していくことになります。
守護霊の人数は一人に対してほぼ一人で、普通は一対一の関係です。
守護霊とはその人にとって家庭教師のような存在ですから、ごく普通の人に家庭教師が何人もつくと、教師同士の意見が対立して喧嘩にもなりかねません。
合った教師が一人だけの方が、細かいところまで効率よく対応できます。
もし複数の守護霊がついている人がいるとすれば、その人は世の中で多くの役割を担っていて、かつ霊的視野の広い人です。
その霊的視野の広さによって、何人もの守護霊の要求をちゃんと其々汲み取って、上手く人生に活用できるだけの能力を備えている人です。