守護霊になるということは、守護する相手に与える霊的影響が大変大きいので、霊的に合う人しか守護することができません。
更に守護霊になる場合は、神霊の力を借りて霊性を整えてから守護霊になることが許されます。
合わない守護霊に守護されると混乱して悪影響が大きくなります。
例えば、愚かな人に素晴らしい功績をあげた守護霊がつくと、その人自身にはとても対処しきれない難題を沢山抱え込むことになります。
なぜなら守護霊は生前やり残したことや、残してきた自分自身の課題を守護するものに課そうとするからです。
その課題を与え、導き助けることによって守護霊自身が進化していけるからです。
ですから愚かな人には、その愚かさに親近感を感じて理解し導くことができる守護霊が相応しいと言えます。
もし、賢明な人に愚かな守護霊がついた場合は、守護と被守護が逆転することになります。
その人の周りには実際に愚かな人が沢山集まるようになり、その人はその愚かな人々の世話を焼くことになります。
見方を変えれば、愚かな守護霊と愚かな人々が、その賢明な人を頼ってきているとも言えますし、その人自身がそのような環境を望んでいるとも言えます。
守護霊とは、単に人を守護するために存在するのではなく、自分自身の課題を乗り越えるために、人を守護しながら二人三脚で生きていく存在です。
生きている人は、難題や課題に取り組むときに、常に守護霊と一致協力して二人三脚で乗り越える意識を持つと、守護霊パワーがより発揮されて効果が絶大になります。
より良い人生を作るためには守護霊に一方的に頼るのではなく、守護霊と共に力を合わせて困難に取り組む強い意志を持つことによって、どんな困難も必ず乗り越えていけます。