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わが子を虐待する人は、自分の親から虐待された人が多いそうですが、これはカルマ的に説明できますか?

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【答え】

 子供に対する虐待ばかりが世間では問題にされがちですが、大人同士の酷い虐待も多発しています。

大人同士の虐待は日常的に発生しており、ブラック企業等でこき使われる人もその一例ですし、犯罪に巻き込まれる場合や合法的に行われている虐待もあります。

仲介業者に借金をして、その返済のために安価な賃金で外国に就労する境遇の労働者は、言い換えれば人身売買であり、虐待されています。

大人同士の虐待は、現在日常的に行われており、社会のルールに合致しているので問題がない、又は社会の慣習に合致しているので自己責任である、などど片づけられがちで、無視されて放置されることが大半です。

ですから子どもに対する虐待も、例え加害者がそれが実の親であろうとも、社会の縮図の一端と言えます。

虐待する親の方も、その実の親からと更に他の大人からも虐待されている可能性すらあります

もし子どもに対する虐待だけがクローズアップされるとしたら、それは歪んだものの見方です。

確かに子どもは社会の中で最も弱く虐待されやすい立場で、特に家庭という密室内では躾と称して虐待が起こりがちです。

そして「虐待」とは、「自己の歪んだ妄想を実現するために相手に無理やり自分のやり方を強要すること」なので、特に子どもは親の餌食になり易いのですが、社会全体で大人同士も含めた虐待問題そのものに取り組まなければ、子どもの虐待被害者も決して無くなることはありません。

カルマ的に説明すれば、親による子供の虐待は、「人同士が虐待しあっている現代社会で積み上げられたカルマによって、特に一番弱い立場の子供に対するものがクローズアップされて社会に対して警鐘を鳴らしている」と言えるでしょう。

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