日本人が糾弾され続ける理由は、糾弾されることに弱いからだといえます。
日本人は諸外国と違い、相手を糾弾することをタブーとする習性があるので、そこが弱点となり付け込まれているということです。
この場合、糾弾している事案の真偽など、する側にとってはどうでもいいのです。
糾弾によって日本を弱らせることが目的ですから。
本来糾弾されること自体は、他国においてはではさほど大したことではないのです。
例え糾弾されたとしても、日本人ほど致命的にはなりません。
このことは、糾弾されることを絶対に避けなければならないと勘違いしている日本人自身の問題だということが分かります。
諸外国人ならば、たとえ糾弾されても同じく相手の弱点を見付けて糾弾し返すので、大して問題になりません。
一般の習いからすれば、糾弾し返すことが出来ない日本人は、初めから相手に対して服従してしまっているといえるのです。
だからこそ、この日本人の弱点が最大限に利用されてしまうのです。
これほど日本人を混乱させて弱らせる簡単な上手い方法はありませんから。
日本人同士の間では、悪い人間のみが糾弾されるのであって、良い人を糾弾することは許されないことになっているのです。
だから日本人の認識では、糾弾されると自分が何か悪いことをしたからだ、と勘違いしてしまうのです。
ところが他国では、糾弾されるということは立場が弱いことの象徴に過ぎません。
弱いから虐められるのです。
強いものは、悪くても糾弾されないのです。
このことから一方的に糾弾され続けることの愚かさが分かると思います。
※日本人は海外では通用しない特有の物差しを持って世の中を見ていることに早く気付いて、別の物差しも使えるようにすべきです。