ウクライナ侵攻の現状は、ロシアがウクライナをほぼ手中に収めたと言ってもいい状況です。
ウクライナの大統領であるゼレンスキーは自分の命が危険にさらされていることに大きな危機感を持っていることでしょう。
ロシアが本気になれば、自分一人の命なぞ簡単に奪われてしまいかねないと思い、ロシアが大変恐ろしく、何とか助かりたいと藁をも掴むつもりで、EUに加盟したいと申し出た可能性があります。
EUに加盟できれば、その収益をもってロシアに命乞いすることもできます。
つまり、EUの収益を手土産としてロシアに流し、自分自身の命と権力を維持して、何とか上手く立ち回りたいと思っても不思議ではありません。
ところがその思惑はEU側に拒否されてしまいました。EU側もとうに読めているのでしょう。
米は、何とかロシアを攻める口実が欲しいのですが、面と向かった戦争はしたくないのです。
武器を売って使わせてひたすら儲かりたいのです。
そして世論に押されるように仕方なく出兵した、というスタンスにしたいのですが、なかなか思惑通りには行っていないようです。
現在プーチンの悪評が大量に流されていますが、これこそ情報戦の真っただ中の様相なのです。
米は、実はプーチンを恐れています。本当に核ミサイルを打つかもしれない・・と思っているのです。
だからロシアの国民が、プーチンを暗殺することを願って悪評を流し続けています。
悪評が次から次に流れてくるのですが、同じ人や国家に不利なニュースばかりを目にしていると、まるでその一つの例が全体であるかのような錯覚を起こします。
そうやって偏向した判断をするようになっていきます。
誤った情報に振り回されると、今度は自分自身の立場が危うくなることがあります。
立場の弱い日本が、そうならないように願うばかりです。
情報戦に翻弄されないためには、冷静中立に情報を分析することが大切で、自分自身や自国を守る方法でもあります。