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人は死んだ後どうなる その6「遺した家族への心残り」

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【質問】

幼い子どもを遺して母親が亡くなったり、一家の大黒柱の父親が家族を遺して亡くなったりすると、死後に遺した家族のことが心配でたまらず、心残りで仕方ない状態になると思います。

人は死後、心配な家族を支援したり、導いたり、守ったりできるのでしょうか?

【答え】

人は、生前も死後も人格的には全く変わりません。同じ性格の人です。

死んだからと言って突然人を導ける聖者に変わるわけではありませんし、死後も、生前と変わらない行動を続けます。

もし、死後に家族を守ったり導いたりできる人がいるとすれば、家族に限らず周りの人に対しても賢明な態度で接してきたはずです。

そういう人徳の有る人物は、遺族に余慶をもたらすことが出来ます。

生前、その人物に世話になって恩義のある人や親族が、遺された家族のために尽くしてくれるでしょうし、それ以外にも実際に色々な徳の遺産を家族に遺していくでしょう。

必要な時には遺族の夢の中に現れて、的確な指導や警告を発することもできるでしょう。

また、どうしても家族に誰かの助けが必要な時は、親族や生前に親しくしていた人等の夢枕に立つなどして、助けて欲しい思いを伝えることが出来ます。

頼まれた人は生前に受けた恩義や親交を思い出して、喜んでお願いを聞いてくれるでしょう。

 逆に生前に行いが悪く、人の恨みを買っているような人物は、死後に人の恨みという負の遺産を家族に遺すことになります。

遺された家族は、その恨みまで背負わされることになってしまいます。

そういう人徳の無い人物は、遺族の夢の中に頑張って現れたとしても生前と同じく、まともな役に立つアドヴァイスは出来ないでしょう。

短絡的な欲得からのアドヴァイスは、かえって遺族が周囲からの恨みを買うようになって、事態は益々悪化するだけでしょう。

そういう人物が誰かの夢枕に立ったとしても、生前に受けた迷惑や恨みを思い出させて、逆に家族に仕打ちをされるかもしれません。

こういう不徳な人物には死後は静かに霊界に引き籠ってもらうのが遺族にとっては無難です。

これらの事から分かるのは、もし死後も家族を守りたいならば、常日頃から自分を振り返って、他人に迷惑をかけるような我を発揮することを慎むことが大切だということです。

そして周囲の人に親切にして、困っている人には出来ることをしてあげることが、やがて巡り巡って自分自身と家族に幸福をもたらすことになるのです。

それは、物質界でも霊界でも同じで、どちらの世界も自身の心がけ次第で運不運が分かれるのです。

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