【質問】
ホストにはまる女性たち(2023年5/20)で、ホストにはまる女性の動機と目的について知ることが出来ました。
その時に、女性がホストにはまる場合には
①本人の前世や家系のカルマが絡んでいることが多い。
②そのために無理やり止めさせることが良いとは限らない場合があるし、極まらなければ止められないでしょう、とありました。
この女性の前世と家系のカルマとは、一体どんなものですか?
「極まる」とは、どうなることを言うのですか?
【答え】
ホストにはまる女性が持っている世界は、「見栄がすべての世界」です。
そして、本人の前世や、ご先祖も同じ世界観を持っていたはずです。
この「見栄がすべての世界」の住人は、見栄というヒエラルキーの世界で、自分よりも弱い立場の人を見下したり搾取した可能性があります。
ホストから搾取される人も恐らく、そのような感覚で人を見下したり蔑んだりすることが、心癖になっているはずです。
もしかしたら、前世や現世で逆に異性から金銭を巻き上げていた(る)かもしれません。
彼女たちは、
①見栄を張り合う世界で、他人から何らかの形で金銭を搾取していた
②自分が見栄を張ることが出来る恵まれた環境だった時に、他人を蔑んでいた
のどちらかを行っていた可能性があります。
この世界の、見下す、見下されるのヒエラルキーの中においては
①他者を見下すことで極上の快楽が得られるのです。
一方、
②他者から見下されるのは、耐えがたく我慢がならないのです。
そして、この自分が周囲を見下す立場でなければ気が済まない心癖がある限り、その世界を抜けることは出来ません。
だからいつまでも、例え生まれ変わったとしても、また同じ世界に戻ってしまうのです。
極まるとは?
極まるというのは、この場合は持てるお金すべてをホストに注ぎ込んで、スッテンテンになることを意味します。
ただし、人によっては極まるほどにはお金を注ぎ込まない女性も存在します。
注ぎ込むお金の量は、本人のカルマの度合いによって変わります。
カルマが軽い場合は、お金を注ぎ込むのもほどほどで、遊ぶ程度にしか入れ込まないでしょう。
このあまり入れ込まないタイプの人は、他者を切り倒したい欲の少ない人と言えます。
彼女らが使う金額は、男性が芸者やキャバクラに注ぎ込むのと同程度でしょう。
カルマの積み方によって強弱はありますが、
もし他人を「ホスト」という剣で切り捨てることに強烈な快楽を感じる人がいるならば、
快楽を追い求めて金を注ぎ込み過ぎてすってんてんになった時が極まった時になります。
そして極まると、お金と共にすべてを失って今度は他人から自分が切り捨てられる番になります。
これによって積み上げたカルマが解消されるのです。
自分が他人に対して行ったことで積み上げられたカルマは、いずれ必ず清算しなければいけなくなります。
なぜならば、心癖から積み上げるカルマは、止めずに積み上げ続けるので、バランスを失っていずれ必ずひっくり返って、どん底になるのです。
もしひっくり返りたくなければ、心癖と行いを止めなければならないのですが、その心癖が快感を伴っているので、なかなか止められないのです。
止められれば平穏になるのですが、止めるためには自分自身の価値観を変える必要があるので、とても難しいのです。
そして、ひっくり返っても、どん底になっても、また快感を求めて同じカルマを積み始めるのです。
そしてやがて再び反転してどん底になっても、さらに積み続けることを永遠に繰り返し続けるのです。
これこそが、本当のカルマの法則なのです。
カルマの法則
①自分の歪んだ世界観から行ったカルマを積み続ける
②カルマを積み上げ過ぎて極まって、バランスを崩して反転してどん底の逆の立場になる
③すべてを失って初めに戻って、再び同じ世界観のカルマを積み上げ始める
この①~③をぐるぐると繰り返しその循環が果てしなく続くことになります。