なぜ日本が衰退したのか・・・
【自給自足】
そもそも国家が発展するためには自給自足が欠かせないのです。
どんなに経済的に発展しようとも、資源を他国に依存するようではいずれ限界がきて、凋落することになります。
現在の日本が丁度その状態と言えます。
いくら経済的に潤っていたとしても、持つべき国家としての基盤(手堅い資源)が無ければ、経済が衰退する時がやってくれば、砂上の楼閣のように何も残らなくなります。
自国に資源が無ければ、他国の資源に依存することになり、食い尽くせなくなれば終わりになります。
もし今後、日本が貧乏になって工業製品を売ることが出来なくなれば、農業にシフトするしかなくなります。
日本は古来より、農業で自給自足してきたので、その力を十分に持っています。
【国家の基盤と体制】
日本という国が落ちぶれてきたのは、お金に目が眩んだからです。
国家の基盤には、文化や歴史、田舎の土地のように金銭では計れないものが沢山あります。
このような資産を軽んじることが国の発展を阻害する要素となります。
地に足を付けて研究することや、人を育てることのように直ぐにはお金にならないことにマンパワーを割かなくなったことで、発展の芽を摘んでしまいました。
この状態で利益を出すには、人を安くこき使い上前を撥ねることしかなく、それを繰り返してしまいました。
この状態とは、人を育てず、資源も生み出すことが出来ず、人が持っている資産をかすめ取っているだけの状態であり、その資産が枯渇すると限界が来るのです。
人から奪うだけで種を撒かず、育てもしなかったので限界が来ると消えてゆくしかないのです。
刹那的な成功を収めた者は、限界が来ると消滅していくのです。
地に足を付けて努力できる人だけが残るのです。
【日本という国家の形】
現在、日本という国家の形が変わる時が来ています。
今の体制に限界が来ているので、変わらざるを得ないのです。
今の日本は、権力者ばかりを守る体制になっています。
そんな国家を国民が見放せば、日本円が無価値になる時が来るかもしれません。
そうなれば、外国から物資を輸入することが出来なくなるので自給自足にならざるを得ないでしょう。
それでも日本はやっていけるでしょう。