肩こりや腰痛など、筋肉のちょっとした疲労から、痛み、体調不良まで、あらゆる不調には東洋医学でいう「ツボ」を押さえると絶大な効果が上がるケースが数多くあります。
不調に合った身体のツボを押さえると、ほんのちょっと触っただけで、劇的に体調が回復します。
しかし、その「ツボ」を探すことが一番難しく、皆さん悩まれるところです。
では、どのようにして達人はツボを探し当てているのでしょう??
実のところ、オーラを霊視できる治療の達人は、実際に身体を触れて手探りでツボを探すことはほとんどありません。
東洋医学を極めた鍼灸の先生も、身体にまったく触れずに、カンだけでツボを探し当ててしまうのです。
オーラや気の循環が滞っている部分、そこがツボとなります。そのため霊視さえできれば、実はツボの場所は一目瞭然で判ってしまうものなのです。
ですから達人は、手でツボを探さずに、「ああ、ここだな」と一発で当ててしまうんですね。
逆に達人でも、もしもツボがまったく視えないと、霊視ができなければツボを探すのは大変です。
ツボを手探りで探すのはとてもとても難しいのです。
もしも手探りだけでツボを探すとなれば、「さあ、治療を始めよう」、と思っても、ツボ探しだけで一時間、二時間もかかってしまうかもしれません。これでは治療どころじゃないですよね。
「ツボ」とはオーラが滞っているために筋肉が硬くなっている場所です。けれども、筋肉は気が滞る以外にも、様々な理由で硬くなるものです。
そのため、筋肉が硬いからといって、そこにツボであるとは限らないのです。
ツボかどうかわからないけど、とりあえず押しておこう、鍼を打っておこう、などと考えて闇雲に施術をしていては、治療家が疲れるばかりでなく、治療を受ける身体の方にも、余計な負担をたくさんかけてしまいます。
すると、治療を受けているだけで疲れ切ってしまう、という本末転倒な事態が起こってしまいます。
本当に優れた治療家は、ツボを触らずとも捉えられるのです。気の滞り、すなわち「邪気」を視ることができるから、このようなことが可能になるのです。
治療も様々な方法があり、それぞれ善し悪しがありますが、できる限り身体に悪くないような、副作用の小さな治療を受ける方が、健康にもより良い結果をもたらすのです。
あなたの身近にも、そのような優秀な治療家がいらっしゃるかもしれませんね。
舎利子道