よくチャクラって聞きますよね?
チャクラを開くと健康になるとか、オーラが見えるようになる、超能力が開花する、などと言われることもあります。
しかし、チャクラっていったいなんでしょうか???
よくわからないという人もいれば、実際に見える、逆に、そんなものあるの?信じられない、ただの迷信だ。と主張するもいます。
?「忍術を使うために必要なのさ!」
それは置いておくとしても、実際、あなたはチャクラを正しく理解できているでしょうか?
イメージばかりが先行していて、実のところあなたはその正体は知らないのではないでしょうか?
「 なんとなくオーラが沸き上がる泉のようなもの、ツボのようなものでしょう?よくわからないけど 」
チャクラとは、物理的な意味での「波長維持装置」です
チャクラとは、身体の振動数を調整するための身体器官です。
身体の振動数を一定に保つことで代謝速度、頭の回転、睡眠、覚醒、集中力、感覚、自律神経など、あらゆる身体のエネルギーバランスを維持する、これがチャクラの役割です。
あまり聞いたことがないかもしれませんが、これこそが真実です。
どんな「化学反応」も、温度が適温に保たれ、物理的な振動エネルギーが加われば、その反応は進みやすくなります。
温度も振動も波長エネルギーです。
エネルギーが強いほど、化学反応はスムーズに進みます。
冷たい水で洗うよりも、温かい温水で洗う方が、洗濯物の汚れは良く落ちますよね。これも化学反応の一例です。
冷蔵庫よりも温かい室外に置いた方が食べ物は早く腐ります。
植物も寒空の下より、温室内の方がよく育つでしょう。
我々の身体も同じです。
我々を含めた全生物もまた、化学反応によって生かされています。
心臓が動くのも、音が聞こえるのも、ものを考えることができるのも、すべては化学反応のおかげです。
適切な温度、振動を維持することができれば、より代謝が促進され、免疫力は上がり、解毒作用も高まり、より健康になります。
冷水に漬かるよりも温泉に入った方が健康に良いでしょう。
我々の身体は常に体温を37度前後に保っています。
これは、我々の健康を維持するために、我々の身体が体温という波長を適度な状態に維持しているためです。
もしも身体が体温を保つことをやめてしまえば、我々の身体は冷え切ってしまい、心臓の鼓動は止まり、あっという間に死んでしまうでしょう。
チャクラは体の波長を維持し、代謝を維持するための器官なのです。
波長と一言で言っても、実際にはその役割は非常に多様です。
感情は身体の周波数を特定の状態に変化させることで表現されます。そのため、感情を表現するためにはチャクラによる身体の適切な波長コントロールが不可欠です。
感覚を得ることも同じように波長を必要とします。例えば、我々は手のひらに乗ったものの感覚を感じ取ることができますが、これも手のひらの神経が正しく化学反応を行ってくれているからです。
代謝、波長、温度が適切に保たれなければ、我々はあらゆる感覚をまともに感じることはできなくなってしまうでしょう。
チャクラとは感覚を感じ、感じたものから作られた世界観を維持する装置でもあります。
感情を含めたこの役割が、特にスピリチュアルの世界では注目されていますね。
例えば、感情を感じることが苦手な人は感情をコントロールするチャクラが働いていません。
チャクラによる振動を感じ取ることができないため、感情とは何なのか?というその感覚さえもまた知らないでしょう。
生まれてこの方「赤い色」を全く見たことがない人に、赤とは何なのか?を説明することはとても難しいのです。
チャクラシステムの解明を妨げているものは、チャクラに対する固定観念も原因です。
東洋医学における経絡・経穴(ツボ)は目には見えません。しかし、その正体は「筋膜の連結作用」であることがすでに解明されています。身体のツボとは、「器官」ではなく、「構造」なのです。
同じように、チャクラもまた物理的な器官ではないため、目に見えることはないのです。
肉眼で見ることは絶対にできませんし、写真で撮影することもできません。
波長を捉えられるカメラがあれば別かもしれませんが、もしそのような機械を売り歩く人がいるならば、一度その真偽を疑ってみる必要があるでしょう。
チャクラの発するオーラとは「振動」であるため、その正体は物理学でいえば「音」の性質にきわめて近いものです。
チャクラを撮影できる器械ならば、間違いなく音を撮影することもできるでしょうね。
同じように空気中に飛び交っているラジオの電波を可視化することが可能になるでしょう。
また、チャクラは楽器のようなものです。楽器をいくら分解しても、そこから「音」が飛び出してくることはないでしょう?
身体から感じられるあらゆる感覚・・・喜びや痛み、満足感、空腹、心地よさ、疲労、…これらは、全てチャクラが正しく働くことによって感じとられる感覚です。
そして、感情とはすなわち振動数であるが故に、身体の健康とも極めて密接な関係があります。
そのため、チャクラシステムを正しく理解すれば、自分の感情や人間関係もコントロールできるようになるのです。
結論からいえば、目をいくら凝らしてもチャクラは見えません。あなたが、「音が視える」のなら別かもしれませんがね。
舎利子道