かつてタリバンがカブールから追い出されたのは、アメリカとタリバンの密約によります。
実は、タリバンと政府軍の対立は自作自演であったのです。
この度、アメリカがアフガニスタンから撤退したのは、利益が思うほど得られなかったからなのです。
利益とは、マーケット的な利益、さらに武器供与による利益の事です。
アメリカが予想していたよりもアフガニスタン人の心が固く、彼らと彼らの国を変化させることが出来なかったのです。
アメリカが撤退してお金が流れ込まなくなったので、タリバンと政府軍の見せかけの対立も終了しました。
今度はパトロンを中国に求めるようですが、中国にとって利益になるかどうかは不明です。
アメリカの軍需産業にとっては、騙されていることは織り込み済みであった可能性すらあります。