人間関係において和は大切ですが、これも行き過ぎると常に対立を避けてなあなあの関係になってしまいます。
あるいは、相手が強硬に出てくると、対立を避けるために相手に譲ってしまう事にもなりかねません。
互いに対立するよりも和を好む日本人は角がない丸い人間を好むのです。
誰ともなあなあで上手くやっていける世渡り上手な人が良い人と思われます。
ところがそういう人がトップに立つと国が潰れます。
人間関係の調整は出来ても、建設的なことができないからです。
自分たちを鼓舞し導き、外国勢力に対しても毅然として国家を守る政治家を選べない民衆は、
結局外国勢力によって支配されるようになります。
民衆はどちらにしてもいずれ支配されなければならないのです。
そうしなければ、国家が持たなくなります。
日本は既に米中に侵略されています。
意識の低い民衆を束ねるためには強力な権力者が必要です。
実は、権力者によって束ねられることで民衆は責任を取らずに安穏とでき、文句を垂れることもできるのです。