外国の事件ですが、ワクチン反対派の看護師が、ワクチン接種において生理食塩水に入れ替えて、9000人近い人に接種していたということがありました。
この人は、どんな理由でこんなに人に不接種を強要する行動に出たのでしょうか？
ワクチン反対派とはどういう人たちですか？
【答え】
彼らは、人に強制されたくない反政府主義者が多いのです。
そしてその主義を裏打ちしてくれる意見があれば縋りついてしまうのです。
彼らは実は真実には関心がないのです。
何かに強制されそうになることに強い反発があるのです。
ワクチンを生理食塩水とすり替える看護師がいましたが、これは、コロナのワクチンを打つことに責任を取りたくなかったからです。
本人は心底ワクチンを有害だと思っているので、親切のつもりですり替えたとも言えます。
また、自分自身が不安から解放されて安心したいからだとも言えます。
彼らは今まで、何でも自分で決定することを避け、選択することの責任を他人に丸投げしてきた人々です。
自分で選択することを回避しながら何とか今まで乗り越えられてきたのです。
ところが今回は、誰にも選択を押し付けられない現実(ワクチン接種を受けることを選択するかどうかを決定するという事)が現れ、誰も彼らの責任を肩代わりできない事態が起こってしまったのです。
彼らは、変化を異常に恐れ、自分自身で選択決定し、全てに自己責任を持つという事態に耐えられないのです。
彼らは安心できる平穏な、変化のない囲われた世界で安穏と生き続けたい人々なのです。
ワクチンを打つ選択(変化による恐怖)をしたくないので、反ワクチンを唱えて政府を理論的に悪者にするワクチン反対派が現れたのをこれ幸いとしがみ付いているのです。
彼らは政府を悪人に仕立て上げることで責任を政府になすりつけ、自分の選択と責任を回避しているのです。
彼らにとっては、自分で変化という荒波の中に入ること(ワクチンを打つ選択をすること)がこの上もなく辛く苦しいことなのです。
自分の行動によって、どれだけ他人に迷惑をかけるかを考慮できないところが、彼らの視野の異常な狭さを露呈しています。
