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グローバリズムの終焉の先(AI時代の国家と人間の価値)(2025年8/4)

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【質問】

2025年7月の参院選で「日本人ファースト」を掲げた参政党が大幅に支持を伸ばしました。

これをもって日本は、反グローバル・右傾化に進みますか?


【答え】

日本を含む先進国家は、単純なナショナリズム反グローバリズムでは、もはや生き残れない時代に入っています。

なぜなら、双方ともに依然として”個人主義”という時代遅れの構造にのっているからです。





1.グローバリズムの本質と限界


グローバリズムは、労働力を確保するための制度でした。

国家が成長するには「安価で従順な労働力」が必要で、その供給源として「外国人労働者」は理に適っていたのです。



しかし現代は、AIとロボットがその機能を代替しつつあります。

もはや「労働力不足」は国家の課題ではなくなりつつあります。

今後は「余剰な人間が、労働の機会に枯渇する」人余り時代に入ります。



つまり、グローバリズムは労働力を得るために始まり、労働が飽和することで終焉するのです

2.ナショナリズムもまた”個人主義の延長”である



一見、グローバリズムの反対に見えるナショナリズムも現代においては、「自分のための国家主義」に過ぎないと言えます。


つまり:


*グローバリズム:わがままな自国民より安価で従順な外国人を使いたい

*ナショナリズム:外国人よりも自分を優遇しろ



このどちらも”自分”が中心であり、国家というシステムに対して帰属する意識は希薄です。


この「自国民による個人主義」こそが、AI時代において国家の進化を阻害する最大の足枷になる可能性があるのです。



3.AI時代:人間の価値は「労働」から「知性の担保」へ


今後、AIとロボット社会インフラに組み込まれるにつれ、人間に求められるものが変わります。



単純作業はAIにより代替され

判別・選別・意思決定もAIが介入するようになります



その時、人間に残される価値は:

AIが依存する”知性と倫理の基盤”を支えられるかどうかに集約されます。



人間が労働を通じて生き残るのではなく、

人間が「AIを正しく導ける存在」であるかが問われます。


つまり、


人間はAIの”評価対象”から”知的土壌”に立場を変えます。




4.個人主義はAI社会にとって障害となる


今後、AIが国家の政治に関与するようになる理由は、人(政治家)よりもAIの方がフェアだからです。

AIが国家の意思決定に関与し始めると、


①全体にとっての最適化を目指すアルゴリズムを構築する

②人間社会の行動予測に基づいてそれが適切かどうかを評価する

ことが進行します。


その中で、全体に寄与しない「個人の自由」「自分だけの快感」を優先する個人主義の人間は、

AIから見れば不規則なノイズ不要な人として扱われます。



AIによる国家運営とは、ある意味で「意志決定の機械化」であり、その中で身勝手な個人主義者(勝手に動く歯車)は最も危険な要素となるのです。

国家に対して攻撃的な意志を持つ外国人も勿論この危険な要素として扱われます。




5.だが、それは共産主義ではない



注意すべきは、「個人主義を否定するAI社会」が、決して中国型の共産主義を肯定しているわけではない点です。

なぜなら


*共産主義は意志を消失させる→AIが評価不能

*多様性が排除される→AIが進化不能


閉鎖された情報空間は外部との競争に敗北します。



AIは、情報を必要とし、選別可能な自由を求めます。

よって「中国型の閉鎖的AI国家」は他国のAIに淘汰されます


6.AIに選ばれる国家、人間とは


AIの政治への関与がが進む社会において生き残る「国家と個人」とは:



帰属意識があり

可視化された自由を持ち

一貫した価値観を保ち

外部競争と情報に開かれている



そうした「記録され、評価され、適応する自由」を持つものだけが、AIにとって信頼できるパートナーとなるのです。




AIが台頭すると、国家も個人も不正が許されなくなります


AIが政治に関与するようになると、国家も個人(政治家)もAIによって動向が監視されるようになるため、裏金、賄賂、袖の下が使えなくなります。



今までは、政治家が例えどんなに「国家にダメージを与えるような腐ったこと」を行ったとしても、お金を儲けた者勝者でした。


しかしAIが台頭すると、お金以上の価値を持つのが「AIによる人物評価」になります。



AIに監視される人々は、「AIに人格を認められること」に価値を見出して行動するようになるでしょう。

この「AIによる人物評価」という全く新しい価値観が世界を支配していくことになるでしょう。

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