いよいよ2/8の選挙が迫ってきました。
自民党の高市旋風が吹き荒れ、中道の自滅様相にも助けられて、自民党の獲得議席予想がウナギ上りに増え続けています。
そして自民党が単独300議席を超えて、維新と合わせて絶対安定多数を達成しそうだとの観測も流れています。
しかし、おそらくそこまでは伸びないでしょう。
与党としての「勝ち戦」になることはあっても、終盤の中道と創価学会の踏ん張りに抵抗されて、期待していた程の議席にはならないでしょう。
中道の票は、当初、創価学会員などが意思表示をためらっていたために、浮動票と捉えられていた可能性があります。
その浮動票が中道を含める全野党に投票することで、与党の票が伸び悩むことになり得ます。
メディアやYouTube等の識者の分析では、中道が伸び悩んでいるために自民党が圧勝との大方の予想ですが、中道を離れた浮動票は、自民党には行かずに、全て維新も含めた他の野党に行く可能性が高いです。
自民党が勝ちすぎることを警戒する有権者の票も野党に分散される可能性があります。
維新は、自民党を支持しつつも、より踏み込んだ改革を求める層にとっての有力な選択肢となります。
維新全体としては、議員の積み増しが期待できますが、選挙区次第では涙を呑む可能性もあります。
参政党は、既存の政治体制に不満を持つ保守層の受け皿として、二桁議席をうかがう勢いを見せており、勢力の拡大は間違いなさそうです。
結果的に維新も含めて野党全体は軒並み議員を積み増して、大きく伸ばす可能性が高いです。
ゆえに、自民単独過半数は,意外とシビアかもしれません。
そしてもし、高石政権にとっての重要人物が落選した場合は、政権にとっての大きな痛手となるでしょう。
しかし維新が伸びる可能性があるので、自民と維新を合わせた与党としての過半数は固いでしょう。
問題は選挙後の「党内政局」という爆弾です
高市自民党が勝利し、政治を進めることで次の問題が出て来るでしょう。
高市氏が掲げる「積極財政」や「強い国防」といった政策は、党内のいわゆるリベラル派や緊縮財政派とは真っ向から対立します。
それゆえに、高市自民党内で反高市の議員が、自分たちの派閥の利得のために、高市氏の政策の足を引っ張ったり、裏切って反対に回ったりする可能性が出て来るでしょう。
選挙で大勝しても、それが高市氏個人の力ではなく「自民党」という看板のおかげだ、と考える派閥主義の長老や反高市勢力が、閣僚人事や予算編成で抵抗勢力となるシナリオは容易に想像がつきます。
もし、党内での調整が不可能になった場合、高市氏は進めたい政策を何も決められなくなって党内で身動きが取れなくなります。
高市氏が自民党内で、どれだけ自分の派閥を大きく出来るかにかかっていますが、利得に目が眩む議員が殆んどの政界において、利益誘導の少ない高市氏は、苦戦を強いられる可能性があります。
もし、自民党が反高市派に牛耳られるようなことが有れば、最終手段として高市氏が党から出て下野し、「高市新党」のような形で
日本の政界が再編されるトリガーになる可能性が出てきます。
どちらにしても、今回の選挙は、これからの日本の運命を決定づける歴史的な転換点になる選挙の可能性が高いです。