企業内において、部下として評価されるために必要な能力は、 前線において強い力を発揮することができる個人の戦力・能力の高さですが、 出世して位が上がった時、上司となった時に必要とされる能力は、 個人の実務力の高さよりも、部下やチームメンバーを活かす、マネジメント能力です。 そのような観点から見ると、世界標準から見て、日本の上司と部下の関係は歪です。 例えるならば、上司はチームマネジャーであり、部下とは最前線の兵士です。 最前線の兵士は己の力で倒した敵の数が多いほどに評価されますが、 上司は最前線に出て戦って ...