チャクラは、心・身体・オーラをつなぐエネルギーの窓である
オーラとは何かを理解するためには、先にチャクラのことを知る必要があります。
チャクラとは、わかりやすく言うなら、体からオーラを放出するための見えない器官です。
私たちの身体には感情や、生命力、意志、直観などの感覚を司る、様々な種類のオーラが存在します。このオーラと体の接点にあたるものがチャクラです。
バーバラ・ブレナンの『光の手』では、チャクラは背骨に沿って身体の前面や背面に開いた、回転する円錐状のエネルギーの流れとして説明されています。身体の表面に向かって開いた渦のような形をしています。

主要なチャクラは7つあります。
- 第1チャクラは、骨盤底、会陰部、尾骨のあたりに位置します。
生命力、肉体、生きる力、地に足をつける感覚と関わりがあります。このチャクラの働きが弱ると、身体の力が抜け、現実感が薄くなり、不安定になりやすいとされます。 - 第2チャクラは、下腹部に位置します。
感情、欲求、快不快、人との親密さ、生命の流れに関わります。喜びや悲しみ、性的な感覚、安心感や不快感なども、この領域と関係します。 - 第3チャクラは、みぞおちに位置します。
意志、自信、行動力、決断力に関わります。緊張するとみぞおちが固くなる人は多いでしょう。これは、自分を守る力や、社会の中で自分を押し出す力と関係しています。 - 第4チャクラは、胸に位置します。
愛情、人間関係、共感、悲しみ、安心感に関わります。人と深く関わるとき、胸が開いたり、逆に詰まったりするのはこの領域の反応です。 - 第5チャクラは、喉に位置します。
声、言葉、表現、聞く力に関わります。自分の本音を言えないとき、喉が詰まるように感じることがあります。逆に、自然に言葉が出るときは、喉の通りがよくなります。 - 第6チャクラは、眉間や頭部の前側に位置します。
直観、イメージ、視覚、洞察、物事を見抜く力に関わります。目で見る情報だけでなく、場の違和感や全体の流れを感じ取る力にも関係します。 - 第7チャクラは、頭頂に位置します。
精神性、統合感、上位の意識、自分という存在全体のまとまりに関わります。単なる思考ではなく、自分が世界の中にどう存在しているかという感覚に近いものです。
以上が体に位置する7つのチャクラですが、大切なのは、チャクラをあまり神聖視しすぎないことです。
チャクラは、身体の中にある部品のように取り出せる装置のようなものではありません。心臓や肝臓のような臓器ではなく、身体と意識とオーラの関係をつなげる機能をもったシステムです。
この渦を通して、身体の状態がオーラへ表れ、またオーラの状態が身体へ影響します。
たとえば、心に強い不安があると、みぞおちや胸が固くなることがあります。言いたいことを我慢していると、喉が詰まるように感じることがあります。人間関係で傷つくと、胸が閉じるように感じることもあります。
こうした身体感覚は、ただの気のせいではありません。
チャクラ見ることができれば、これらの心の状態がチャクラにそのまま反映されているのが観察できるのです。
たとえば、怒ると身体が固くなります。不安になると胸や腹が縮みます。安心すると呼吸が深くなります。感動すると胸が広がり、涙が出ます。
これらはすべて、心と身体がつながっている証拠です。
チャクラとは、そのつながりが強く表れやすい場所だと考えると分かりやすいでしょう。
また、チャクラには前面と背面があると説明されます。
前面のチャクラは、その人が自覚しやすい感情や対人関係に関わります。自分がどう感じているか、相手にどう反応しているか、何を受け取っているかが表れやすい部分です。
一方、背面のチャクラは、意志や行動力、無意識に近い働きに関わるとされます。自分がどう動くか、どう現実に関わるか、どのように力を使うかが表れやすい部分です。
つまり、前面は「感じる働き」、背面は「動かす働き」と考えると理解しやすいです。
人は、感じていることと、実際に行動していることが必ずしも一致していません。心では嫌だと思っていても我慢して動くことがあります。逆に、本当は動かなければならないのに、身体が固まってしまうこともあります。
このようなズレも、チャクラの前面と背面の働きとして見ると整理しやすくなります。
チャクラは、オーラの各層とも関係しています。
オーラには複数の層があり、身体に近い層から、感情、思考、人間関係、霊的な感覚へと広がっていくとされています。そしてチャクラは、それぞれの層と身体をつなぐ窓のように働きます。
つまり、オーラは身体を包むフィールドです。
チャクラは、そのフィールドと身体をつなぐ出入口です。
オーラだけを見ても、なぜその状態になっているのかは分かりにくいことがあります。逆にチャクラだけを見ても、その人全体の雰囲気や状態までは見えにくい。
だから、オーラとチャクラはセットで理解する必要があります。
オーラは「場」。
チャクラは「窓」。
身体は「実際に反応が出る場所」。
この三つを分けて考えると、かなり分かりやすくなります。
チャクラが整っている状態とは、特別な超能力が出る状態ではありません。
身体の感覚が自然に通り、感情が詰まらず、思考が偏りすぎず、自分の言葉で表現でき、呼吸が深く、現実の中で自然に動ける状態です。
逆にチャクラが乱れている状態とは、どこかで感覚の流れが詰まっている状態です。
身体が重い。
感情が動かない。
怒りが抜けない。
胸が苦しい。
喉が詰まる。
視界が狭い。
自分の存在感が薄い。
こうした状態は、チャクラの働きが滞っていると見ることもできます。
もちろん、すべてをチャクラだけで説明する必要はありません。体調不良には身体的な原因もありますし、精神的な問題には生活環境や人間関係も関わります。
しかしチャクラという見方を持つことで、自分の心と身体がどこで反応しているのかを観察しやすくなります。
チャクラとは、神秘的な飾りではありません。
自分の身体が、どのように感情を受け取り、どのように世界と関わり、どのようにオーラへ状態を表しているのかを知るための地図です。
オーラを知るためには、まずチャクラを知ることです。
なぜなら、チャクラこそが、身体とオーラをつないでいる出入口だからです。
次回は、この7つのチャクラが、オーラの7つの層とどのように対応しているのかを見ていきます。
