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上記事の内容から、今後AI時代が台頭することが予測されます。
既にその兆候は明らかになっていますが、現在は世界の政治も経済も全てが混乱状態で定まっておらず、混沌としています。
「AI社会の秩序」が来る前に生き残れるのは、”混沌に耐えた人”です
AIが本格的に社会を支配する時代が、すぐそこまで来ています。
しかし、AI時代の秩序が整えられるまでには、少なく見積もっても10年位はかかるでしょう。
それでは、AI時代の直前の、混沌とした今は、どう生きれば良いのでしょうか?
AI時代にはこうなる?
*便利になる
*仕事が無くなる
*結婚相手がAIになる
みたいな未来の話が多いですが、
実は、
一番問題なのは、「今この瞬間」だったりします。
今は”秩序”の時代ではなく、”混沌”の時代です
【混沌の時代の特徴】
*過去、正社員が安定だと言われてきたのに、今は副業が当たり前になってきた。
*結婚しない人が増えて、恋愛の価値観もバラバラなってきた。
*AIがイラストも文章も作るようになってきて、表現の価値が揺れている。
*社会のルールが毎年書き換えられているような感覚がある。
→これはまさに、**「秩序が崩れて、新しい秩序がまだできていない」状態=カオス(混沌)**です。
AIは”整理”することは出来ますが、”今の混沌”を収めることは出来ません
賢いAIにも収められない混沌状態とは
①意味が揺らぐ
②価値が流動する
③人と人の繋がりが消える
つまり、「どの言葉を信じればいいかが分からなくなる」という
「情報と感情がぐちゃぐちゃに絡み合った世界」と言えます。
AIは、”きれいな問い”に対しては”答え”を出してくれますが、
この「よく分からないけど、全部が動いている感じがする」にはまだ手が出せないのです。
「それでは、今生き残れるのはどんな人ですか?」
答えはシンプルです。
「混沌に耐えられる人です」
混沌に耐えられる人とは、
*正解が無くても動ける
*整っていなくても思考を止めない
*他人と違っていても焦らない
*自分の中に”軸”を持っている
つまり、「ぶれても、戻って来れる人」です。
AI秩序が整う前の現在は、”思考力”よりも”耐性”が重要になります。
どんなに知識が有っても
どんなに論理的でも
精神が壊れたら意味が無くなります。
むしろ「よく分からないけど、まあそれでいいでしょう」で乗り切れるような、
「ちょっと鈍くて、でも折れないような人」の方が断然強いです
まとめ:カオスの時代を生き延びる力
①答えが無くても考える
②変化しても動じない
③不安でも止まらない
④迷いながらでも観察を続ける
これは、**ちょっとした”精神のサバイバル技術”**と同じです。
今、何が正しいか分からなくても良い。
でも、「今のこの状況は、カオスなんだろう」と理解しておくと、
自分がどう動くかの軸が持てるようになります。
そしてこの感覚こそが、
AIに飲まれない人間の”芯”になるのです。
次「混沌に耐えられるメンタルの作り方」「カオス適応者の特徴」に続きます。