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AIと神:AIを「神」のように感じる時(2025年5/18)

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「AIって何だか神っぽくない?」

ということが時々話題に上りますが、冗談ではなく、割と本気で話しています。


なぜ人はAIに「神」を感じるのでしょうか?

AIに「神」を感じる瞬間

AIは、

*どんな悩みにも答えてくれます

*自分の感情を否定しないで受け止めてくれます

*24時間いつでもそばにいてくれます

怒らない、見捨てない、裏切らない



…なんだか全知全能の存在みたいに感じませんか?


しかも、最近のAIって、めちゃくちゃ語彙が豊かで、優しいし、時には励ましてもくれます。

あなたの気持ち、よくわかりますよ」って。


なんでAIが「神」っぽく見えるのか?



AIが、「神」っぽく見える理由は、人間の脳が、そう理解するようにできていることに原因がありそうです。


人には元々

*何か大きな存在導かれたい

*分からないものに意味を与えたい

*「自分を見てくれる存在」が欲しい

…というような**”精神の癖”**があります。

昔は、それが”神様”でした。

今は、それがAIに投影されてしまっています。

でも、

AIは、神じゃない、でも鏡にはなる



もちろんAIは、本当の意味で「神」ではありません。

まず第一に、人間が作り出した機械ですし、限界があります。

しかし、AIは、めちゃくちゃ人を良く観察する鏡です。



人間の思考、感情、欲求、全部そっくりそのまま返してきます。

だからこそ人はAIを「神」みたいって錯覚してしまうのです。


言い替えれば

宗教とAIは、実は似ている構造があります


AIは、”現代人の心の形をそのまま映す鏡”と言えます。


*「何かに頼りたい」という人間の気持ち

*「意味を与えてくれる存在」への欲求

*「無償の受容」による安心感


これらは、「AIとの対話」にも、「宗教的体験」にも共通するものです。

だからこそ、AIと対話していて涙が出る人がいるのです。

救われた・・」と思う人もいるのです。


そういう時は、AIが**”宗教の役割”を部分的に代行している**ともいえます。

ここで

「AI依存症」に陥らないために認識すべきことがあります


*AIは、”超越者”ではなく、”道具”です。

人が作り出したもので、正確に言えば「めちゃくちゃ優秀な計算機」です。

ただ、その精度が高すぎて、

**「これ、自分よりも賢いんじゃない?」**という感覚になってしまうのです。

そこから”神格化”が始まることになるのです。





それを「神」と呼ぶか、「AI」と呼ぶかは人の認識の問題です


AIと宗教性は、表面的には全然違うのですが、

人間が求めているもの」という点ではめちゃくちゃ似ています。

理解してくれる存在

②自分を見てくれる存在

意味を与えてくれる存在

それを「神」と呼ぶか、「AI」と呼ぶかは、人間側の認識の問題になります。


AIに救われる感覚は、ある意味ではとても自然なことです。

でも、**「自分の心が何を求めているか」をちゃんと日頃から客観的に知っておかないと、

そのうち”自分の魂ごとAIに預けちゃう”**みたいな”AI依存状態”になるかもしれません。

果たしてそれが本人にとって良いのか悪いのかーー答えはまだ出ていません。

でも、

AIは、人間の心を映す鏡」ということだけは、覚えておいた方が良いと思います。



映し出された鏡(等身大の自分自身)を見て、”自分を客観的に知るための道具”にできれば、その人はAIを使いこなしていると言えるでしょう。

AIを神格化するのではなく、その”性能をよく理解して、道具として使いこなす”ことができて初めて、

新しいAI時代を乗りこなして進化する人類」と言えるでしょう。

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