【質問】
昨今の婚活における「女性が結婚相手に求める条件」が、いわゆる三高(高学歴、高身長、高収入)どころか五つ、六つ・・いやそれ以上もある「女性の過剰な高望み」が話題になっています。
そのために男性側が結婚そのものを諦める事例が増えているそうです。
この現実的ではない女性の高望みは、何故生まれるのですか?
【答え】
一部の女性の結婚相手に求める条件が、高望みすぎることが話題になっていますが、問題は実は高望みしていることではありません。
本質的な問題は、女性が他人を見下していることなのです
つまりこのタイプの女性は、本質的に結婚相手を見下しているのです。
そして女性が他人を見下すようになった原因は、実は女性の親の教育によるところが大きいのです。
なぜならこの女性の母親は、夫を見下していることが多いからです。
このタイプの母親は、専業主婦を特権階級だと思っており、労働者を下に見る傾向があります。
この母親にとっての最も賢い女性とは、「顎で使える奴隷になる男性を手に入れた女性」だと思っています。
男性を搾取して贅沢に暮らすことで「自分は大切にされている」と喜びを感じるタイプです。
つまりこの母親は「夫を搾取すること」で悦に入っており、それが自分にとっては当然の権利という「男性蔑視の価値観」を持っています。
こういう母親は、自分が女性として最も優れた生き方をしており、凄腕のやり手だと自負しています。
そしてその哲学を自ずと自分の娘に伝授することになるのです。
このような生き方は、バブル期に生み出された庶民の価値観の末路とも言うべきものです。
母親が、働いている父親を見下しているのに対して
父親の方は、母親を「無能な豚(肥え太った、能の無い人間)」として見下しています。
「こんなに贅沢で肥え太った能の無い母親(妻)を、自分が食わせてやっている・・自分には十分甲斐性がある・・このままの方が自分の方が偉いことになるのでこれで良い・・」
と思っています。
また父親は、会社でもなるべくふんぞり返って楽して儲けることに専念している可能性があります。
そして、会社で要領よく楽して稼ぐ自分を賢いと自負している可能性があります。
真面目にこつこつ働く同僚や部下を、見下している可能性もあります。
この両親のタンハー(渇愛)は、他人を見下したいで一致しており、相手を如何に見下すかがそのまま生き方になっています。
この女性と両親の世界観は、「他人を見下すか、それとも見下されるか」の二択です
こんな世界観を持っていると、働くこと自体が馬鹿を見ることと感じられるようになります。
そして相手を如何に見下すかが人生哲学なので、婚活相手に対しても不遜な態度が取れるのです。
この女性の母親は、当時の豊かな時代に結婚して子どもにも恵まれましたが、今は全く時代背景が異なるので、その娘の結婚は大変難しくなり、子育ても困難になるでしょう。
それでは、今の時代に自分の理想の相手に恵まれるためには、どうすれば良いでしょうか?