トランプ大統領再選で途方に暮れる日本の国会議員No.1グローバル化の目的は?
上記記事において
日本のメディアが反トランプだったのは、トランプ大統領が反グローバルなためで、
反グローバルが日本の政治家やマスコミにとって大変都合が悪いから、と説明しました。
そしてバイデン政権と日本のマスコミが、中国関連で利害が一致していた可能性があります。
またグローバル化の正体とは、世界を一つに融合して自国の通貨を外国に大量にバラ撒けるようにし、
通貨発行権を持つものや、通貨の管理権を持つものが一方的に儲かる仕組みであることも説明しました。
このようにグローバル化が特別な地位にある人たちが一方的に富を享受できる仕組みならば、一般の国民はどうなるのでしょうか?
現在、最もグローバル化が進んでいる米国の場合
グローバル化は、米国民の貧困化と株価の暴騰を招きました
世界中にバラまかれた$は、外国で主要通貨として使われて、米国に還流することは余りありません。
現にジンバブエは、自国通貨を価値のある$に変更しました。
ゆえに、どんなに大量に$を刷っても米市場には回らずに、ドルの価値が下がりにくくなります。
また$の価値を下げない為には、海外で常に$を使う(ばら撒く)必要があり、本来ならば米国内において米国民に与えられていたはずの仕事を、海外に外注することになります。
すると何が起こるでしょうか?
結局、米国民が割を食って仕事が無くなることになります。
ゆえに米国民の貧困化が進むのです。
つまり、米国のグローバル化とは、一般の米国民を搾取するために仕掛けられた罠と言えるのです。
これは、日本や他国においても同じことが言えます。
グローバル化すると、国民が貧困になります
グローバル化というのは、実は一般の国民から一方的に金を巻き上げる仕組みです。
これこそがグローバル化の本当の姿です。
日本はグローバル化によって現在どうなっているのでしょうか?
日本はグローバル化に失敗しています
日本における通貨発行権を持っているのは日銀であり、通貨の管理権を持っているのは財務省です。
日本は米国に追随してグローバル化を目指していたのですが、余り上手く行っていません。
現在、日本の通貨である円が下落しています。そのことが、グローバル化が上手く行っていない証拠となります。
原因は二つあります。
①日本の政治家には交渉能力が不足している
日本の政治家は米中の圧力の板挟みになっており、なかなか世界を股にかけての売り込み攻勢に出られない状況です。
ゆえに、インドネシアの高速鉄道は中国に競り負け、それに続いて建設関係等ことごとく受注失敗が続いています。
この失敗は、日本の政治家には外国に対する売り込み交渉能力が無いことを、表しています。
②日本には魅力のある商品が枯渇しています
日本の製品が世界中から請われていた時代は過去のことで、現在は魅力的な製品が激減しています。
ゆえに日本の製品を外国に売り込むことが難しくなっています。
結局世界における日本円の価値が下がっていきます。
もっと日本円の価値を上げて世界にバラ撒けるようになるためには、日本製の魅力的な製品をもっと増やす必要があります。
結局、日本政府の意図にも関わらず、日本のグローバル化は失敗傾向です。
ゆえに、米国民を切り捨てるようにグローバル化に邁進した米国バイデン政権に比べれば、日本国民の貧困化はまだましなレベルと言えるでしょう。
米国民がトランプ大統領を選んだ理由が、この辺にあります。
このまま、もし世界のグローバル化が続くならば、行き着く先はどうなるのでしょうか?
トランプ大統領再選で途方に暮れる日本の国会議員 No.3グローバル化とはねずみ講と同じ
に続きます。