【質問】
解散総選挙(2024年10/27)で自民党が56議席減で自公連立でも過半数を下回る惨敗を喫しました。
一方、立民が50議席増やし、国民民主は7議席から4倍増の28議席、れいわ新選組は9議席(3倍増)、日本保守が3議席獲得しました。
今後の政界はどうなるのでしょうか?
自民党と立民党との大連立などは有りえますか?
また、自民党と国民民主党の連立などは有りますか?
今後の政界の予測をカルマの話も交えて教えてください。
【答え】
今回の衆議院総選挙においては、団塊の世代の高齢者が主に自民党に投票し、その他の世代が自民党離れを起こして立民、国民日本保守、その他に投票しました。
今回の選挙結果で、今後に大きく影響を与える可能性があるのは、日本保守党が3議席、比例でも2パーセント獲得して政党要件を満たし、政党として認められるようになったことです。
日本保守党の議員が国会に出られることが、今後の日本の政治に大きく影響します
今までSNSでしか発信できなかった彼らの発言が、初めてメディアに取り上げられるようになります。
特に、初めて地上波に乗ることによって、その発言が初めて団塊の世代などの高齢者の目に留まることになります。
その影響には計り知れないものがあります。
また与党議員が激減してねじれ国会になり、与野党がお互いに監視の目が行き届くようになります。
そうなると自民党が今までのようには好き勝手が出来なくなります。
また野党議員が激増すると、国内に外国人が増えて治安は悪くなりますが、
今後、実体の有る経済改善が進む可能性があり、経済的には上向くでしょう
言い替えれば、自民党が今まで経済改善をさぼってきたということです。
一党独裁ではなくなるので、自民党が資金を着服しにくくなり、過去岸田政権でウクライナに行ったような、対外的な大量な円の無駄なばら撒きが難しくなります。
そういう意味でも経済が上向くでしょう。
立憲民主党は、無策で焦っているでしょう
立民は、具体的な政策を何も考えていないので、この事態に野田党首は焦っています。
結局、直ぐには対応できず、政策的には動けなくなるでしょう。
立民が動かないということは、端的に言うと立民の議員数を差し引いて考えると丁度良く、他の野党の存在感が増して、発言力が強くなります。
そうなると、自民党も立民以外の野党の意見を無視できなくなります。
その分、自民党の発言力が落ちるでしょう。
今後は、米国に何でも易々とは従えなくなるでしょう
野党の中で、共産党やれいわ新撰組は、親中の政党です。
彼らの発言力が増すと、日本における中国の発言力も増す可能性があります。
そうなると米国にとっては、やりにくい情勢になるでしょう。
大連立(自民党+立民党)の可能性は低いです
立民党には、自民党から追い出された議員が少なからずおり、その人たちが必ず反対するので、自民との大連立実現の可能性は低いです。
野党は現在、お互いに連立できない、睨み合いの状態です
もし、自民&国民民主が連立するならば、それに対抗するために立民&維新も連立しかねません。
もし、自民&維新が連立するならば、それに対抗するために残りの野党全部が組む可能性があります。
つまり、対抗勢力として連立を組まれた側が不利になるのです。
結局、先に手を出した方が負けになるのです。
ゆえに現在、お互いににらみ合って、何処ともおいそれとは手を組めない状態です。
自民党の最悪のシナリオは、空中分解(解党)です
もし、このまま石破首相が辞さない場合、党内の周りの議員たちが首相の言うことに一切耳を貸さなくなる可能性があります。
そうなると、党として機能しなくなり解党の危機が訪れます。
これが最悪のケースになります。
この危機は、自民党が過去に利権を貪ってきたカルマが積みあがったところに、前総理の岸田氏がさらに利権を貪り尽くしてカルマをオーバーフローさせたことの結果です。
自民党の貪りのカルマの反転が起こり、堰を切ったようにカルマが逆流し始めました
この当事者である岸田前首相は、当然のように我良しで、首相であるうちに利権を貪り尽くすことを目標としていました。
それは石破首相も全く同じです。
そして両者ともに首相としての責任を持つ気などさらさらありません。
頭の中は、いかに効率よく甘い汁を吸うかのそれだけなのです。
首相という地位は、自分にとってのボーナスゲームくらいにしか思っていません。
いかにくらいついて貪り尽くすかの思考スタイルなので、役人根性等と言われる所以になるのです。
どんなカルマでも、解消することなく積み上げ続ければ、必ず極まって溢れて反転し、堰を切ったように逆流し始めて、運勢も逆転します。
現在の自民党が、丁度そのカルマ反転の時期に入っています。