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ペットの奴隷になる人(2024年10/10)

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【質問】

犬や猫、鳥などの可愛いペットと暮らす人が、特にコロナ流行時から急増しています。

最近は猫だけでなく、犬も家の中で飼う人が増えています。

SNSでもペット関連の発信が増えて、可愛く賢いペットたちに驚かされます。

ペットの世話をして、「思いやりと愛情」を注ぐことは、人の心に「癒しと幸福感」を与えてくれると思います。

逆にペットを飼う時に人として注意すべきことはありますか?




【答え】

ペットというものは、そもそも愛玩物です。

つまり、「愛情を注ぐおもちゃのような存在」だということが出来ます。

ゆえに、それ以上のものをペットに求めるならば、人は堕落することになります。



つまり

ペットに現(うつつ)を抜かすと、人は現実に対応できなくなります


人がペットに対して、人に対するのと同じような愛情を注いだとしても、所詮ペットには通じないのです。

ペットにはペットとしての役目があり、それ以上を求められても能力的に適(かな)わないのです。


人が必要以上にペットに構うならば、それはペットに依存していることになります。

それはお互いの為にならないのです。


依存すると、ペットに対して過剰な負荷をかけることになります。

ペットは、大切にされ過ぎても、そのことを理解できません。

ゆえに、その愛情に対しては責任を果たせないのです。


つまり、期待されるような相応しい対応が出来ないのです。


この状態は、まるで下がることが分かっている株に投資するようなもので、愛情の浪費に終わります


過剰にペットに現を抜かしている人は、引き籠ってゲームばかりしているニートと変わりません


別の悪い言い方をすれば、酒浸りの親父と変わらないと言えます。


何か目的があって特別な愛情を注ぐ場合は別ですが、ただ単にペットに過剰に入れ込んでばかりいても、人生が好転することはありません



人生を好転させるためには、常に自分を見つめて向上発展することが求められます。


もし相手が人ならば自分と対等なので、切磋琢磨してお互いを糧にして成長することが出来ます。

しかし、ペットとは、そもそも自分の思い通りになるものです。

思い通りになることには、自分を変化させる要素は無いのです。


ゆえに、自分が楽しめることはあっても、成長することは無いのです。

そして、ペットにとっても過剰に依存されると過剰に束縛されるので、不幸だと言えるのです。



ペットに「過剰な愛情」を注ぐことの意味

大切な時間の浪費であること

本当に直面すべき大切な問題から逃避しているかもしれないこと

をよく理解して、

自分の人生を好転させるためによく考えるべきです。





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