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「あげまん」は実在しますか?(2024年9/16)

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【質問】

1990年に伊丹十三監督の「あげまん」という映画が公開されて大ヒットし、「あげまん」という言葉が大流行しました。


「あげまん」とは、夫またはパートナーの男性の運気を上げる女性を指す言葉です。

占いにおいても、「あげまん女性」との交友関係を絶やさないようにすることが、男性の開運の秘訣だそうです。


本当に一緒にいる男性の運気を上げる「あげまん」は存在しますか?




【答え】

「あげまん」といわれる女性は現代ではあまり見られなくなりましたが、昔は結構存在しました

「あげまん」と夫又はパートナーの男性、という関係は、パズルのピースのようにピッタリ合った時に効力を発揮します。


昔は、能力が特定の分野に偏った男性が、弱点を補ってくれる女性と結婚できれば、大出世するのはよくあることでした。

そういう事例は、今は少なくなっています。




昔は、「男女の役割」がはっきりしていました

ゆえに、男性に求められること女性に求められることが違っていました。



【昔の家庭の認識】

昔は男性単独では無く、一組の夫婦の家庭を一単位として見る傾向がありました。

つまり昔の日本社会では、男性の仕事の成果は、妻の働きも含めた家庭全体として捉えられる傾向があったのです。


ゆえに能力の高い妻は、自ずと夫の仕事の足りないところに、内助の功を発揮して補佐するようになったのです。

その妻は、夫を出世させる女性として「あげまん」と呼ばれたのです。



【現代】

現代は、仕事において個人で全て完結させることが求められる時代です。

ゆえに能力が偏っている人の場合は、弱点で躓く可能性が高くなります。


例え妻の能力が高い男性でも、妻の方も仕事を持ち、自身で完結する必要があるため、夫の仕事の補佐をすることが難しくなります。


ゆえに現代は、女性が夫やパートナーの仕事に集中して取り組み、補佐出来るような環境が無いと言えます。


つまり現代は、「あげまん」が登場しにくい時代なのです。


あげまん女性は、女性が社会に進出しにくかった時代に能力を発揮したのです

あげまんの女性がもし男性だったなら、どんどん出世していくタイプの人だと言えるでしょう。

だからこそ、夫やパートナーの弱点が分かり、それを補って出世させていくことが出来たのです。

昔は女性の社会進出が難しかったので、夫やパートナーを通して能力を発揮するしか無かったのです。


ただし、男性側に何か優秀なところが有って、しかも女性側が補える様な偏りがある場合にのみ「あげまん」になれるのです。

実は、どんな男性に対しても「あげまん」になれるわけではありません。

お互いのパズルのピースがぴったり合った時に「あげまん」と出世する男性という関係になれるのです。

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