【質問】
ハリウッドの制作陣が戦国時代の日本を描いた「将軍」というドラマシリーズ(真田広之主演・プロデュース)が、全世界で大ヒットして、世界中に日本の戦国時代のファンが増えました。
その「将軍」の中に織田信長の付き人として、宣教師から譲り受けた黒人の弥助(実在人物)が出演していました。
その後、世界でヒットしているフランスのゲーム会社によって、戦国武将の黒人「弥助」を主人公にした日本戦国時代ゲームが作られました(アサシン クリードシリーズ)。
弥助が戦国武将として大活躍して、敵方の日本の武将たちを滅多切りにするゲームだそうです。
問題は、この弥助という武将(?)の話が、史実に基づいた実話だ(?)とされているところです。
当時の日本には、欧米に先駆けて多くの黒人を奴隷にする習慣があり、黒人差別が大変酷かったとか、黒人の戦国武将が大活躍したなど、到底受け入れられない聞いたことも無い話が、史実だと語られているのには驚きます。
こんな捏造が、「史実のゲーム」として世界中に広がるのは大問題です。
元々、日本大学の准教授トーマス・ロックリー氏(英国)著の書籍の中で述べられていた話(史実というファンタジー?)が元ネタになっているようですが、こんな捏造話を放っておくのは日本にとって大問題だと思います。
どんな理由でこんな歴史捏造が創作されたのですか?
【答え】
この一連の捏造は、実は欧米の黒人に対するマーケティング戦略と言えるものです
昨今のBLM運動によって、特に米国では黒人差別に対する反発が大変強くなっています。
米国では、黒人はアフリカから収奪されて白人から奴隷にされ、大変苦しめられてきました。
その黒人の、白人に対する強い憎しみや恨みの矛先をかわす為に、米国社会では黒人が黄色人種を差別して憂さを晴らすように誘導されています。
よく聞く「黄色い猿」という言葉がそれを象徴しています。
これは、差別されている黒人にも、「人を差別する権利を与えよう」という白人側の差別意識が見え隠れしています。
今回のアサシンクリードの戦国時代ゲーム制作にも、BLM運動で熱くなっている黒人を利用してマーケティングで成功したいと思っている製作者の意図があります。
現在、黒人を主人公にするポリコレがトレンドなので、「上手くしてやったり!」のつもりでしょう。
黒人を活躍させるゲームを作ることでBLMに賛同しているように見えますが、真意はその真逆です。
一見、黒人を持ち上げているように見えますが、真意は全く逆です
このゲーム内で、黒人差別とは縁の無い日本を舞台にするために、歴史を捏造して弥助を黒人侍として登場させ、武将として大活躍させています。
その真意は
①例え捏造した偽歴史の中でも、活躍さえできればバ〇な黒人は満足するだろう。
②黒人は、自分たちが蔑んでいる黄色い猿と所詮同類なのだ。これがお似合いさ。
であり、このストーリー(ゲーム)を作った人物は、明らかに有色人種の差別主義者です。
もし本当に黒人を差別なく活躍させたいのなら、元々縁の有った米欧で活躍させるストーリーを作るはずです。
でも、製作者は、黒人を主人公にして欧米社会で白人を切り捨てて活躍する話など、死んでも作りたくなかったのです。
白人はダメだけど、黄色い猿なら切り捨てても構わない・・黒人には黄色い猿の文化がお似合いだ・・・
という発想が根本にあるのです。
BLM運動で、白人批判が酷くなってきたので、その矛先を何とか関係の無い黄色人種に向けようとして、ロックリー氏の元ネタ本をゲーム化して、
黒人を世界で最初に奴隷にしたのは日本人で、黒人奴隷が多く存在し、欧米はそれを踏襲したに過ぎないことにしたかったのでしょう。
これに対しては現在、日本人から猛烈な批判が巻き起こっています。