チャネリング

カルトに嵌りやすい人とは?No.2「カルト宗教のカルマ」&「お金と人間関係」(2024年7/19)

↓毎日クリックありがとうございます。

カルトに嵌りやすい人とは?「No.1農耕民族と狩猟民族」

【質問】

上記の記事で、

農耕民族には、コミュニケーション能力が余り必要とはされず、保守的で、一つのことに一心不乱に集中する能力が優れていることが分かりました。

また、狩猟民族ではコミュニケーション能力と現実の変化に対して臨機応変に対応する能力が求められることが分かりました。



現代は狩猟民族が優位な時代で、営業や自営などは狩りをする仕事といえます。


そしてカルト宗教に嵌って身ぐるみを剝がされる人には、農耕民族タイプが多いことが分かりました。

日本人には農耕民族タイプが多いので、どうすれば被害に遭わなくて済むのかを教えてください。




【答え】


特にカルト的な新興宗教は、信者を一方的に餌食(えじき)にしてしまうカルマを持っています。

しかしこのことは、信者が一方的に犠牲になると言う意味ではなく、信者側にもお金を巻き上げられるカルマがあることで成り立つ相互関係といえます。

人の為に使おうとしないお金は腐ってしまい、いずれ誰かに奪われてしまいます


農耕民族タイプの人には、ひたすらお金を貯め込むだけで人や社会の為にお金を有効活用できない人が多く見受けられます。


有効活用されないお金は➡生かせないお金で➡やがて価値の無いお金になり➡当人にとって相応しくない手に余るお金となり➡死蔵したお金のカルマ積み上げて➡ひたすら自分の娯楽や愉悦の為に浪費されることになります。

こういうお金は「カルマ的には腐ったお金」ということが出来ます。



こうなってしまう理由は、当人がお金の使い方が分からないからであり、実はお金を有意義に使うための人間関係を作ることが苦手だからです。


お金=人間関係なのです。

そして良い人間関係を構築するためには、お金を有効に使うための「知恵」が必要なのです。


カルト宗教に嵌る人には、その知恵が不足しているために、お金を人間関係には使わず、別のことに使ってしまいます。

カルト宗教に嵌る人は、お金にものを言わせて自分の立場を買います


人間関係をうまく構築出来ない人は、人間関係そのものが鬱陶しくなり、人に関わること避けたがる傾向があります。

人間関係を生かすためには、相手の手綱を握って自分との関係を管理する必要があります。

良い人間関係」を構築するためには、「良いお金の使い方を知る」必要があるのです。

なぜならお金は、一歩使い方を間違えれば、相手との人間関係を壊してしまう可能性があるからです。



よく吟味して知恵を絞って」、「相応しい金額」を、「相応しい方法」で、「相応しいことに使う」必要があります。

また、お金を有効に使うためには、「人を動かし」、「人を利用し」、「人を育てる」ような狩猟民的な知恵が必要です。



人間関係で有効に使われないお金は、お金としては死んだも同然で、ひたすら自分自身の贅沢品や愉悦に浪費されることになります。

このようにして当人も「お金をどぶに投げ捨てるカルマ」を積んでしまうことになります。



さらに人間関係を構築できない人は、他人に一方的に依存する傾向が強く自分をコントロールしてお金を有効に使わせてくれる対象を求めることになります。


自分の資金のコントロールを他人に任せたい人にお誂え向きなのが、新興のカルト宗教です。


日本人は元々が農耕民族なので、マネーリテラシーが低い人が多くカルト宗教に嵌りやすい素地があると言えます。


自分自身をコントロールしてくれて、有効(そのカルト宗教にとって)なお金の使い方を指南してくれることを求める人が、カルト宗教に嵌るとするならば、

カルトの信者は押しなべて他人に対する依存心が強く、お金(人間関係)を管理できない人が多いことになります。



こんなふうに信者を集めて(人を動かし)洗脳し(育て)資金をはぎ取る(利用する)カルト側の人間は、まさに狩猟民族タイプの人間と言えます。



集まる信者側も上に立つカルト宗教幹部も「奪い奪われる、同じカルマの表裏の関係」に立っています。

ゆえに宗教幹部たちは、信者と自分の双方の欲求に答えるために、信者から資産を奪わずには居られなくなるのです。




これが打てば響く引き合う関係で、どちらが欠けても成り立ちません。

まさにお互いが求めあってそうなっているので、部外者がその関係を遮断することは非常に困難です。


もし、信者が洗脳から醒めて、自分が一方的に奪われていたことに気が付いたなら、この時に初めて「被害者」になることが出来ます。



仏教では、カルトに嵌らない正しい修業方法を提示しています


依存心の強い人には、仏教が提示した正しい修行法を実践できない人が多いと言わざるを得ません。

新興宗教に「生き方の答え」を求める人は、正しい修行法を教える人には引き付けられません

つまり、彼らの渇愛(タンハー)には正しい修行法が響かないからです。



仏教では修行法を提示してはいるのですが、明確な解答が用意されていないことが多く、依存心の強い彼らにとっては物足りないのです。


明確な解答が無いのは、答えよりも思考法が重要であるためです。

なぜなら、考え方や理論によっては、答えが違って来るからです。


つまり、「自分で確りと考えて、自分の立場にとって相応しい答えを導き出しなさい」という意味です。



明確な解答は用意していませんが、どういう人になれば人間関係をコントロールできるようになるかを次の

カルトに嵌りやすい人とは?「No.3 軸がしっかりした人とはどんな人なのか」で述べます。

-チャネリング