【質問】
現在(2024年6/27)円安(1ドル160円超)が止まりません。
どうして日本の景気が回復しないのですか?
【答え】
円安の対策は、政府、日銀、財務省が何をするかの問題です。
ところが現在、別の三者の「三つ巴の利益の奪い合い」が進行中です。
それは、
①一般の高齢年金生活者 VS ②政府、日銀、官僚(財務省)VS ③高齢資産家
で、三者が金(利益)の奪い合いの白熱戦に興じています。
①の「一般の年金生活の高齢者」とは、主に団塊の世代です
彼らは現在、円安で年金が目減りして困っています。
そして個人主義で自己主張をする世代です。
彼らは、
「もっと年金を寄こして 我々を満足させろ!
若者をしっかり働かせて我々を贅沢させろ!
若者の未来や少子化問題は、我々には関係ない!」
と、声高に主張しています。
②の「政府、官僚、日銀」は苦慮しています
その心の内は、
高齢者たちが「金寄こせ」とうるさいが、そんな金はないぞ・・ない袖は振れん・・。
年金を下げる訳にはいかないし・・どうしようか・・
インフレにして年金の実質支給額を下げるしかないか・・・
若者は少ない上に貧しいから、資産をたっぷり蓄えた高齢者たちから資金を奪うしかないだろう・・
です。
③の高齢の資産家たちは焦っています
円安で大変なことになっている・・・このまま円の大金を持っていてもヤバいぞ・・・
株やドル、外貨をもっと買わねばならん・・・
高齢者たちの苛烈な富の奪い合いが激しさを増しています・・
本当はさらに④の人たちがいるのですが・・・
④の若者たち(労働者たち)は奪い合いに参戦できません
若者たちは、資産も権力も持っていないので、奪い合いの当事者にはなれません。
そして、高齢権力者たちは、若者のことなど全く考えずに、育てる気も無いことが分かります。
この状況は、実は日本にとっては大変憂慮すべき状態です。
日本の高齢者たちの内輪もめが続くのを、虎視眈々と狙っている存在がいます
それは、日本を買い叩こうとする外国の投資家たちです。
金の奪い合いに没頭している高齢者たちは、愚かにもそのことに全く注意を払いません。
「俺たちは関係ない」と思っているようです。
高齢者(団塊の世代)のカルマが極まっています
政府と日銀の苦肉の策が功を奏して高齢者の資産がゼロになると、やっと若者の出番になります。
高齢者は、資産を貯め込んではいますが、「金は貯めるが使わず、投資もしない」傾向があって、
人口が多い世代ゆえに経済を停滞させるのです。
おまけに人を育てる気も無い(特に就職氷河期世代を犠牲にした)ため、このままでは日本は永遠に夜が明けない状態になってしまいます。
この経済が停滞した状態の日本は、米国にとっては利益を生み出せない役立たずの国になるのです。
そのために米国は、日本を自国にとっての都合のいい国にするために、「移民によって日本を再植民地化する」ことを画策しています。
今後の日本は、次の二つのどちらかになるのか?
❶アメリカナイズした国になる
この場合には、日本に大量の移民が入り、米国のような移民大国になるでしょう。
これは、米国の狙い通りのシナリオ(日本の再植民地化)と言えます。
❷欧州に支配される発展途上国に成り下がる
他のアジアの植民地国と同じ状態になるでしょう。
その頃は、中国も同じような植民地になっている可能性があります。
【質問】
団塊の世代の高齢者たちは、なぜ次世代を育てようともせず、いまだに自分たちの利益争いばかりに没頭しているのですか?
一体どんなカルマとタンハー(渇愛)からそうなっているのでしょうか?
【答え】