【質問】
ホストにはまりすぎて破滅の道をたどる女性の話が、ネット上に散見されます。
なぜ、ホストにはまって大金をつぎ込む女性がいるのでしょうか?
彼女らの目的は、何ですか?
【答え】
ホストに嵌る女性は、多かれ少なかれ、自分を守ってくれて、自分のために周りを蹴散らしてくれて、自分自身を最高に輝かせてくれる「最強の剣」を欲しています。
その剣こそが「ホストという男性」であり、その女性にとっての「最強の剣」なのです。
その最強の剣を振りかざしたい欲求とは、女性にとっての一種の性欲(見栄を張りたいという欲求)ともいえるものです。
そして、そのような欲を満たしてくれるような存在は、ホストしかいないのです。
ただし、その対価として過大な大金を要求されるのですが・・・・
これは一種の「バイクを見せびらかす暴走族」とメンタルのレベルではあまり変わりません。
【質問】
既婚者であってもホストに嵌る女性もいるようですが、なぜ夫や恋人、パートナーがありながらホストに嵌るのですか?
夫やパートナーではだめなのですか?
【答え】
夫婦、恋人、パートナーとは、互いに対等の関係です。
すなわち、自分の夫や恋人になるような存在は、自分に相応しい、自分と同じくらいの価値しかない人間です。
そんな対等な相手は、彼女たちにとって「最強の剣」としての価値がないのです。
この最強の剣とは、女性がホストに対して支払う大金の代償としてホストが女性の望みに従順に従ってくれることで実現されます。
まるで、悪魔との契約を連想させるようなものです。
女性はそうやって得た最強の剣で自分の周りにいる女性たちを全て蹴散らすことを夢見ています。
ここには、女性に特徴的なタンハー(渇愛)「自分が一番でなければ気が済まない」という衝動が隠されています。
ホストにはまる境地
一般的に、「最強の剣を振りかざしたい・・最強の剣から認められたい・・」という、見栄を張りたい気持ちは、男性よりも女性の方がタンハー(渇愛)的に格段に強いといえます。
ホストに嵌る女性の境地は、まるでパチンコに嵌って止められない男性と似ています。
両者とも、快感(脳から溢れ出るドーパミン)の中毒になっています。
男性にとっても芸者やキャバクラというものがありますが、女性がホストに嵌る度合いは、金銭的に男性が芸者やキャバ嬢に嵌る
度合いの3~4倍も根が深いといえるでしょう。
ホストに嵌りやすいのは・・
一般に、心根が男性化している女性のほうがホストに嵌りやすいと言えます。
男性化した女性とは、男性を値踏みしたり、選り好みをする女性のことです。
女性が男性に従順だった時代には、男性を選り好みをする女性は少なかったのです。
それだけ現代では女性が、権利を得て自己の欲求を主張をするようになった、といえるでしょう。
ホストになる男性
一方、ホストになる男性の方は、楽してお金儲けがしたいタイプが多い言えます。
一般的に「芸者」や「キャバ嬢」とは、男性が女性に対して望む役割を演じてあげる女性の職業のことです。
「ホスト」とは、男性がメンタル的に女性化したもので、
性欲(見栄を張りたいという)が暴走した「女性の姿をしたメンタル的男性」に対して、
媚びを売り、彼女たちが望むホスト役を演じてあげる「芸人(男芸者)」のことです。
この男性が芸者の役を演じる(女性化した)ホストは、日本にだけ存在している職業です。
他国では、(特に西欧諸国では)ホストの需要は無いようで、女性たちもホストを必要としていません。
【質問】ホストに嵌っている女性を止めさせることは出来ますか?
【答え】
ホストに嵌ると大金を使い果たしてしまうので、家族や周囲の人は、何とかして止めさせたくなるでしょうが、
本人の前世や家系のカルマとも絡んでいることがあるので、一方的に止めさせることが良いとも限りませんし、
恐らく極まらないとやめられないでしょう。
それに、見栄こそが全てだという世界観は、言ってみれば女性の本能そのものから出た世界観なので、
同じカルマの同じ世界観の女性が周囲には沢山存在しており、周囲の賛同も得やすいので、脱するのは非常に難しいと言えます。
これは、本能の衝動に身を任せている状態なので、気が付くのも抜けるのも難しいのです。
この衝動は、一種の女性の性欲とも言えるものなのです。
芸者(ホスト)を見る女性と男性の視点の違い
男性が芸者を見るときは、自分中心の視点で相手を見ています。
なので、芸者の細かいところにまでは、目がいかない傾向があります。
そして、芸者としての役を演じることだけを相手に求めます。
一方女性は、相手のホスト主体から物事を見る傾向があります。
だから、ホストに対して非常に細かいところにまで、目が届くことになります。
しかもホストに対して、自分を精神的に支えてくれることまで要求します。
従ってホストから要求される金額も、桁違いになるのです。
これは、依存症と全く同じ状態と言えます。